概要
本作に登場するオリジナルの敵勢力で、『絶対天敵』と表記される。※イラスト左側の赤いクリーチャーを始めとする地球外生命体。
詳細
本作に登場するオリジナルの敵勢力で、突如宇宙から飛来した隕石(実際は偽装された輸送用ポッド)に乗って世界各地に出現した無機物疑似生命体の総称。いずれも機械的な特徴が見られ、シルエットは地球上の生物を模している。
特徴
共通の能力として『虚空結界(タイム・ゼロエンド)』と呼ばれる通常兵器の攻撃を無効化するバリアを展開。ISによる攻撃のみが唯一の突破方法となっているが、量子変換等の機能もISと酷似している。また、何故かISに引き寄せられるという性質がありIS学園などISを扱っている施設へと攻撃する習性を持つ。
また、一部個体は属性ごとに体色が以下のように異なっている。
格闘:赤
汎用:緑
支援:青
高速:黄
特殊:紫
分類
※ゲーム中では種類ごとの名称は公開されていないため便宜上その形態から命名、プレイヤーによってはその形態・形状に対する解釈の違いや公式名称とは異なる可能性もあります。
小型
雑魚敵として出現。基本的に地球の昆虫をモチーフにしており、『カマキリ、ハチ、タガメ、クモ』に酷似した個体が確認されている。水生昆虫も含まれているが、本作においては水中で戦闘する描写はなく水上で浮遊する程度に留まっている。
上記特徴の通り、属性ごとに体色が異なっている。
- カマキリ型
鎌で切りかかって攻撃する。
- ハチ型
針からエネルギー体を発射して攻撃する。
- タガメ型
鎌状の前脚を持ち空中を浮遊している。余談として、タガメや下記のクモはヴィシュヌの出身地のタイをはじめとする東南アジアでは伝統的食材として流通している。
- クモ型
大型
ボスとして出現。ISと比較して遙かに大きく、小型個体を指揮する指揮官・隊長機のような存在。なお一部個体には胸部や腹部に丸いコアらしき部位があり、そこには人型のシルエットが確認できる。ゲームでは一定ダメージで『HEAT』状態となり、強力な攻撃を放ってくることもある。
ノクターン級
両腕に槍と楯を装備した『恐竜(パラサウロロフス)』を模した個体、巨大な腕を持つ『ゴリラ』を模した個体の二種が確認。
小型同様属性ごとに体色が異なっている。
両腕の武装による攻撃の他、頭突きも繰り出してくる。『HEAT』時には槍から弾丸を発射して攻撃。
- ゴリラ型
尻尾に搭載されたチェーンガン或いは機関銃で発砲、巨大な両腕による叩き付けやロケットパンチで攻撃する。『HEAT』時には口部から巨大ビームを放つ。
レクイエム級
大きさは20m程度の『タコやイカのような触手』を持つ個体、背中に大砲を搭載した『牛』を模した個体、『鳥類或いは竜』を模した個体の三種類が確認。
- 触手型
汎用属性。植物とタコやイカといった軟体生物を合成したようなデザインで、その姿からごく一部で『樹木龍』なる非公式の造語で呼称されることもある。強靭な顎や腹部の発光体などを併せ持つ。
なおその発光体に人型のシルエットが映っており、後のコア級への伏線となった。
- アーマー(牛型)
公式にレクイエム級アーマーと呼称された個体。
支援属性。巨大な角と金属塊のような強固な装甲、バリア展開を備えており、ゲームにおいては苦戦を強いられる強敵として設定された。踏みつけに加え、背中に搭載された大砲から砲撃、角からのエネルギーリングを放つ。
『HEAT』時にはのしかかりの全体攻撃を仕掛けてくる。
- 鳥(飛竜)型
格闘属性。赤い体色で巨大な翼と嘴を有し、腹部もしくは胸部のコアの下から複数の触手が生えている。
エンド・オブ・シーン級
汎用属性。ウツボカズラが環状に複数並んだような姿をしている、『植物』を模した個体のみ。ツル状の触手を持つ。
コア級
汎用属性。ストーリー中盤にて大型個体の中から出現した、女性的シルエットの『人型』個体。顔に該当する部分には目はあるが口鼻が存在せず、頭部から伸びたツインテールを彷彿させる先端には触手型レクイエム級と同様の顎が備わっている。戦闘時は周囲に浮いた刃物状のビットらしきもので斬撃を浴びせたり、大顎からは火炎放射や砲撃らしきエネルギー攻撃を放つ。
ストーリーにおいてはコアに映った人型のシルエットから、一夏が『取り込まれた人間の女の子がイマージュ・オリジスになった』と誤解して戦うのを躊躇する場面があった。
コア級の存在により大型個体と小型個体の関係性についてある程度推測される点はあるものの、雄雌の有無、どのような社会体制が存在しているのか、繁殖方法等、詳細な生態は全て不明である。
ネタバレ
撃破したコア級のエネミーコアの中から生まれた謎の少女。一夏を親と誤認し、「パパ」と呼ぶ。
関連タグ
ベニクラゲ:コア級が撃破後残したコアから幼体へ再生(?)したところが、この生物の『若返り』を連想させる。(こちらは成熟した個体がポリプへ戻るという生活環である)