イングラム(TNG)
ねくすとじぇねれーしょんばんいんぐらむ
姿形こそ変わっているが、かつてその名を馳せた「AV-98イングラム」。第二小隊に一号機と二号機が配備されている。(三号機は回想にて登場)
方舟事件から3年後、第一線を退きデータ収集機として活躍していたのだが、
- 後継機のヴァリアントが全機破壊される
- バビロンプロジェクトの停止
- レイバー技術の衰退とそれによるレイバー犯罪の減少
- レイバーの高い維持費と整備費
などの原因が重なり、特車二課に出戻ってきたのだが、既に旧式と化しており(そもそも、新型のレイバーというものがほぼ存在していないが)、保障などのメーカーサポートも終了しており、部品の調達もままならない。
そのため、シゲ率いる整備班が改修に改修を重ねてなんとか稼働出来る状態を維持している。
ただ、動くには動くのだが、稼働時間は非常に短く(第0話のシゲ曰く「動くよ?五分だけなら」)、動いたらどこかしらの部品が壊れるという恐ろしいことが起きている。
当然、かつてのように格闘戦など出来るはずもなく、歩いたり銃を撃つのがやっとというありさまであり(段差の上り下りも一苦労、膝立ち姿勢になると膝関節が壊れるなど)、劇中ではほぼ移動砲台のような扱いだった。
外見こそほぼ一緒にはみえるが、頭部のフェイスガードの追加、円盤型に変化したパトライト、肩アーマーと防御用のシールドに番号やマーキングがなされていなかったり 腰周りやナンバープレート、脚部の形状が大きく異なる。また、以前と異なり一号機と二号機の外見の違いはなくなっている。
本編中では「98式AV」などと呼ばれ、「イングラム」という名が一度も呼ばれていなかった。
※武装は特に変更されていないが、上記の通り機体の状態が極めて悪いため大半が使用不可能。
毎度おなじみ、専用の六連発回転式拳銃。
弾頭は主に散弾を使用している。
現状のイングラムがまともに使える唯一の武装。
なお、ライアットガンは登場していない。
- スタンスティック
こちらもおなじみ、専用の電磁警棒。
※格闘戦が出来る状態ではなかった為、出番がなかった。
- シールド
防御用のシールド。電磁警棒用マウントが装備されている。
※本編では付けているだけのため目立った出番はなかった。
- ウインチ
レイバーの自重を支える特殊鋼のワイヤー。腰部に装備されている。
※やはりこちらも出番がなく、というより多分使用不可能。
TNGパトレイバーの監督である押井守は『撮影のために実物大の全身モデルを製作して欲しい』と頼んでおり、デザインを変更した理由は『アニメに登場したデザインでそのまま実物大の全身モデルに起こしたとしても【でっかいプラモ】にしか見えなくなってしまうから』との事。
そのため、デザインは【実際に歩行移動ができるイングラム】というものを優先したものになっている。
コンセプトデザインは多くのアニメ実写化で、キャラクターリファインを行っているイラストレーター寺田克也氏。
氏の提示したデザインを叩き台に、押井と「ちまみれマイ・らぶ」で組んだA-Lineの橋本英樹氏によって、立体化を前提にアニメ版に寄せる形でさらにディテールアップされた。
バンダイから1/48スケールのプラスチックモデルとして販売。 関節部はラバーパーツではなくビニールが付属し、これをプラ関節部に被せる形でシーリングの再現をしているので浸食される恐怖はなくなった。
- リボルバーカノンは格納状態と手持ち状態の二種類が付属し、スタンスティックも格納状態と展開状態の二種類が付属する(しかし、腰部のウインチは無可動)。
- 胸部コクピットの展開ギミックがあり、操縦者のフィギュアも付属。
- 可動範囲も良好で、腕部はリボルバーカノン取り出し用の伸縮ギミックがあり、大腿部はボールジョイントで脚はつま先も可動する。リボルバーカノンの両手持ちの構えや膝立ちでの構えも難なく決めることができる。
プラモのパッケージは、かつて販売された1/60スケール「98式AVイングラム」のものを意識したものになっている。
映画作品公開時は、実物大モデルを使用した【デッキアップイベント】なるものが行われていた。
コメント
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人馬一体
どうも、どうも、お久しぶりです。白石442でございます! 年の瀬は、皆様、どう過ごしましたでしょうか? 自分は新年早々に胃腸炎で二日程、ダウンするという波乱の幕開けになりました(苦笑) そんな波乱の年明けを何とか乗り越え、更新した今回のADレイバーは”ADレイバー隊とアリア達による共闘”をメインテーマに、レイバー戦だけではなく、強盗団の銃撃戦等にも、力を入れた回になっております! まぁ~……でも、よく考えると、オリジナルの「機動警察パトレイバー」でも、野明や太田を除いた第2小隊の面々が体を張ってレイバーを使わず、己の体で銃撃戦をしている描写って、劇場版の1と2、更には実写版ぐらいになるでしょうから、そう言った意味では、ある意味貴重な描写になったんじゃないかと、思います……自分で言う事じゃないですね(苦笑) んでもって、そんなADレイバー隊とアリア達との共闘がありましたが、勿論、今後の展開では、野明を始めとする第2小隊との面々とも共闘しますので、お楽しみに!! んで、んで、最後にちょっと”残念なお知らせ”です……。 と言うのも、このADレイバーは、過去にハーメルンや自作ホームページで掲載していた作品をPIXIVで再投稿したいたのですが、その”ストックが今回で最後”となります。ですので、次回以降は、”書下ろし”になるのですが、今、同時に連載している『ガールズ&パンツァー 戦車道雄型 雄型第1分隊 戦闘記』と『ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ』の更新が優先の為、此方の執筆は最後になる為、更新が遅れるかと思われます……ですので、気楽にお待ち頂けるとありがたい限りです。いや、ホントに(汗) とまぁ、こんな感じで長いスパンが開いてしまうと思うのですが、それでも良ければ、次回もお付き合い頂けると光栄の限りです!! それでは、次回もお楽しみに!! P.S 前々回のエピソードの最後にて、アンケートをとっているのですが、未だに1件も投票されてません……。あのホント、アンケートの結果も踏まえた上で今後の展開を考えたいので、ぜひ協力をお願いします!いや、ホントにお願いします!!21,131文字pixiv小説作品 - 緋弾のアリア 我ら、栄光のADレイバー隊
出動!!
どうも、どうも、白石442でございます。 今回がPIXIVで、2話目となるADレイバーでございます! いやぁー、第1話の時は自分の予想を超える評価&「いいね!」と貰えたので、大変うれしかったです! そんなADレイバーの2話目である、今回は『緋弾のアリア(※以下、緋アリ)』とのクロスオーバー作品らしく、緋アリの劇中で見られる大銃撃戦に加え、遂に主人公達、ADレイバー隊が出動します! んで、その出動シーンですが、まぁ~……モロに『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』を参考にしています。興味がある人は、ぜひこれを機に『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』を見てみましょう(笑) んでもって、最後の方では、”特車二課の面々も登場”しますので、ぜひお楽しみに!!16,771文字pixiv小説作品 - 緋弾のアリア 我ら、栄光のADレイバー隊
大激突!! イングラム vs サターン!!
どうも、どうも、白石442です。 お待たせしました!皆様に大変ご好評を頂いているADレイバーの第3話でございます!! 前回は海斗の乗る1号機と、マリの乗る2号機の共闘でしたが、今回はマリの乗る2号機と42㎜オートカノンを装備したサターンとの戦いを書いております。 んでもって、前回の更新の際にも書いたのですが、この作品におけるADレイバー隊の面々は、原作(※パトレイバー)における特車2課の面々を逆にしたキャラ設定にしておりますので、今回は格闘戦描写多めでございます! まぁ~……その分、「あれ、アリア達は?」となっている方も多いかと思うのですが、次回はチャンとアリアを始めとする緋アリメンバーとADレイバー隊の共闘もあるので、お楽しみに……と言いたい所なんですが!! そろそろ、ストパンの二次創作を執筆&更新しないといけない為、少しADレイバーの更新をお休みしたいと思います。どうぞご理解の程、よろしくお願いします。 もし「早く続きが読みたいんだ!!」と言う方が居れば、自作ホームページの方に続きがありますので、ぜひどうぞ!! http://siraisi442.grupo.jp/free752621 とまぁ、ちょっと少しお休みを貰いますが、ストパンの最新話が完成次第、ストパンと一緒に乗せますので、それまで気長に待っていただけるとありがたい限りです! それでは、次回もお楽しみに!!9,610文字pixiv小説作品