概要
ルイーナに所属する人工生命体メリオルエッセのイグニスが使用する機動兵器。
メリオルエッセ機の中では拠点制圧に向いた設計で全身に火炎放射系の武装を装備し熱量による広範囲攻撃に特化しているのが特徴。
特に両腕から噴き出す炎は自在に形を変えたり拡散した状態から火柱で狙い撃つなど物理法則を無視して操ることが可能。
外見も火を人型にしたようなデザインで、乗り手であるイグニス自身も火にまつわる恐怖の象徴として設計されているなど徹底的に炎を意識した造りになっており、本機を端的に言い表すとロボットになった火災そのもの。
他のメリオルエッセ機同様自己再生能力も備え破損箇所をすぐに修復できるという特徴もある。
属性的には冷気を扱うファービュラリスと対になっており、さらにプリスクス・ノクスとはフレームや一部武装の名前が共通している。
スペック
全高:30.2m
重量:89.2t
動力:レース・アルカーナ
MMI:シュンパティア
所属:ルイーナ
武装
- カオスラディウス
直訳すると「混沌の光線」。
腕から火炎放射で攻撃。
『OG』では炎が手の形になり掴んだ相手を爆発させる。
- グラウェ・フランマ
直訳すると「重い炎」。
出力を上げた状態で胸部から広範囲に火を放つ。
余談だが、高出力形態に移行すると背部ユニットが変形、全身から噴き出す炎が漢字の「火」のような形になる。
- エクスハラティオー
直訳すると「蒸発」。
『D』ではグラウェ・フランマの通常攻撃版だが、
『OG』では両腕と頭部から連続で火炎を浴びせ焼き尽くす。
- フォルテアルム
必殺技。直訳すると「強い腕」。
『D』版は両腕から炎の剣を出力し相手の周りを高速で旋回しながら斬り刻む格闘攻撃。
『OG』版は最大出力で地表に火を放って周囲一帯を灼熱地獄に変え無数の火柱で空高く撃ち上げた相手を巨大な炎の手で握り潰して爆砕するという非常に豪快かつ苛烈な演出になっている。