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概要編集

メギド72に登場する追放メギドの1人であり、初期キャラの1人。

モラクスブネ達とともにソロモン王を探す旅をしていたが、チュートリアルでようやく彼を発見した。

仲間と共に『ソロモンの指輪』の使い方を教え、ソロモンと同行するようになる。


プロフィール編集

身長153㎝
年齢不明
追放日不明

冷静沈着なメギドで、なにごとも達観していて、自分の命にさえもこだわりがなかった。

興味がない。その言葉がすべての始まりだった。彼女の意志とは関係なく事件は起こり、故郷と力を奪われ、ある約束だけが残った。

ハルマゲドンを阻止するという約束は彼女にとって面倒な責務だった。

だが今、なにかが変わり始めている。仲間との冒険によって。


人物編集

冷静沈着で面倒くさがり。

セリフも面倒くさがる様子が感じられるものが多いが、必要とあらば動き手早く片付けるというタイプ。

ソロモン達の計画にはよく反対したり、計画に伴うリスクを述べたりするが

流れには逆らわないタイプのため、ソロモンや他のメギド達が賛成するのであれば

「仕方ないわね」と、渋々ながら計画の実行を手伝う。


広義の追放メギドではあるが、「追放刑によってヴィータに転生したメギド」ではなく、メギドラルの実験によってヴィータの肉体を与えられたことで追放メギドとほとんど同じ状態になった。

「年齢」不明、通常なら「転生日」が記載されるところが「追放日」なのはそのため。(追放日も不明だが)

上記のプロフィール文章の記述が大変意味深だが、実際に複雑な来歴の持ち主であり、個人ストーリーで語られる。


メギド体は人魚のような姿。


ゲーム内での性能編集

初期配布キャラの中では唯一のトルーパークラスで、後衛の敵(スナイパー)に対して1.5倍のダメージを与えることが出来る。

本人の素早さも高く、さらに特性で1ターン目の攻撃力は20%アップする、速攻が得意なメギド。

奥義ゲージも最も短い2であり、しかもスキルの効果により50%の確率でアタックフォトンを自身に追加することが出来るため時間をかけずに奥義を発動させることが出来る。

更に専用アイテムを装備した場合アタック追加が確定になるため、スキル3回→アタック2回→奥義という芸当も可能。

覚醒スキルでは攻撃力1.25倍(進化すると1.5倍に上がる)のダメージを与えながら、自分がアタックフォトンで攻撃した場合の攻撃力を上げる。

つまりアタックと奥義を両方強化できるため、どのフォトンを取っても基本的に困ることが少ない。

特性を生かしてボスの取り巻き後衛キャラを除去したり、素材のリタマラにウェパルを採用して後衛ボスを速攻で倒し、時間短縮をする事もできる。


しかし、トルーパー以外から受けるダメージが大きい前衛クラスでありながらHPも防御力もかなり低いため、

ガープ等かばう効果のあるスキルを持つメギドで守らないとあっという間に倒れるのが最大の欠点。

また早い段階から進化にレア素材の一種を要求してくるため、育成も後手後手になりやすい。

面倒くさがりの性格に似て面倒くさいデメリットを持った彼女だが、そのデメリットをカヴァーすれば彼女は応じて活躍を見せてくれるだろう。


ゲーム内スキンについて編集

2018年7月21日、メギド72はキャラクターの見た目を変更する事ができる衣装、いわゆるスキンを追加したアップデートを行った。

最初に配信が通知されたキャラスキンは、初期配布キャラのブネ、シャックス、モラクス、バルバトス、そしてウェパルの五人専用スキンだった。

1人3000円のDLCであったが、何とウェパルのスキンである「人魚の夏休み」は当時のイベントログインボーナスの1日目ボーナスとして無料配布された。同年9月1日3:59までにログインしたプレイヤーの全員に配布された。



ウェパル

見た目はワンピース水着スリングショットを足して2で割ったものに貝殻ビキニが加わったような大胆な物。

なお、2019年には再びこのスキンがイベントログインボーナスの1日目として無料配布された。

また、色違いの水着が3000円のDLCとして配布され、そちらは基調が水色から青色になり、両サイドのリボンが赤色に変化している。



関連タグ編集

メギド72

サルガタナス(メギド72) …キャラストーリーなどで登場するメギド時代の親友。実際のところ下記リヴァイアサンのもとで育った姉妹のようなもの。

リヴァイアサン(メギド72) …育ての親。





以下ネタバレ編集


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以下の内容にはメインクエスト6章のストーリー内容・ネタバレが多分に含まれます!


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6章1節にて、ソロモンを敵視するヴィータの刃からソロモンをかばって致命傷を負い、死亡。

しかし、メギドは一度ヴィータに転生すると二度と転生できないのだが前述の通りウェパルは転生したわけではないため、転生可能な魂になった。

それがサルガタナスによって回収され、同時期に動いていた「偶然発見された時間遡行ゲートを使用し、17年前に生まれたばかりのソロモンを抹殺する」メギドラルの作戦を阻止すると同時に、

そのゲートを利用してウェパルの魂を過去に送ることで「ヴィータに転生し17歳まで成長したウェパル」として事実上蘇らせる、という計画をソロモンたちに持ちかける。

サルガタナスの個人的な都合とソロモンたちの利が噛み合ったこの計画により、ウェパルは港町の少女マナイとして転生した状態で本編の時間軸に現れる。幸運にもすぐに発見することもでき、その時の出来事で記憶も取り戻したウェパルは再びソロモンたちに合流した。

(なお、本作における時間遡行やタイムパラドックスの扱いについては説明すると長くなるため割愛)


パッと見の容姿・人格はほぼ同じ。

しかし実際にはヴィータとして形成された人格が軸になっているため、内面には少なからず変化が生じており、平たく言えば「丸く」なっている。服装もセーラー服モチーフという共通点はあれど、以前と比べて露出は控えめになっており、より落ち着いた印象に。

ソロモンたちとの記憶を取り戻したためヴィータとして生活していた頃より振る舞い方を転生前に近づけているようだが、そのことを「ウェパルを演じている感覚がある」と発言。帰属意識をヴィータとしての故郷の港町に持っていることからも、「自分はヴィータである」という自認が強いことがうかがえる。

メギドとしてこだわりがあったはずの大切な「約束」も「生まれる前のことだし」と言って重要視しなくなっているなど、表面上見られる以上の大きな変化が起こってしまっていることが描写されている。

ガブリエルは転生したウェパルと合流したソロモン一行を観察して、事実上「ウェパル」は永遠に消滅してしまったことを悟り「儚い存在だった」と胸中で呟いている。


ゲーム的にはリジェネレイト体同様、スタイルが変更されてバースト/トルーパーになっている。

ステータスは耐久寄りに様変わりし、特殊システムのハイドロボムを駆使して戦う上級者向けの性能となっている。

なお、死亡後もゲーム上はラッシュウェパルがロストするわけではなく、普通に使い分けられる。

(ただし6章1節のストーリー進行中ではしっかり使用不能の制限が加えられる)

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