概要
マレーシア生まれのウルトラヒーロー・リブットの情報が国内のネット上で最初にリークされた際、「リブット」という単語が馴染みの薄いマレー語であったためかリーク元が名前を意訳し、「ULTRAMAN RIBUT(ウルトラマンストーム)」と表記されていた。
これが飛躍し、各所で「ウルトラマンリブットは、日本では『ウルトラマンストーム』という名前で呼ばれます」という誤った情報が拡散され、国内で公式アナウンスが長い間なかったこともあり、リブットという名前よりもストームという名前が日本向けの正式な名称であるかのように紹介するファンが多く存在していた。
このこともあってか、彼の名前を「ウルトラマンストーム」と呼んでいたユーザーはかなり多く、名前を表記する際も「ウルトラマンリブット/ストーム」という書き方が散見されていた。
しかし、2016年に北海道新聞で記事になった際に「リブット」と表記されていたのを皮切りに、その後メディアで紹介される機会が増え、後年になって映像作品に出演した際にも「リブット」の名称で呼ばれている。
つまり、正式名称は現地語通りリブットであり、「ストーム」と呼ぶのは単なるファン側の誤認識で、名前自体はリーク元の独断による意訳であり、信憑性に著しく欠けた情報だったのだ。
リブットを真に愛好するのであれば、今後はストームという名前を出すのは謹むべきであり、また今までストームという間違った名称を多方面に広めてきたファンは、自分が知り得る情報の信憑性と、不確かな情報を拡散する責任の重大さについて見直し、今後似たようなケースを起こさないようにする必要がある。
何より、「こっちの方が言いやすい」「マレー語だと伝わりにくいから」といった正当性を欠いた理由で間違った名前をつけるのは、ウルトラマンリブット本人に対して失礼極まりないというものである。
タグとしては同名のオリトラマンに使用されている。