「もし王子がシンデレラにふさわしくなかったら…彼女に想いを伝えていいのかな…」
概要
『グリムノーツ』に登場するエクス×シンデレラ(又はカオスシンデレラ)のカップリング。
2人は幼馴染であり、継母や姉達にいじめられる生活を送っていたシンデレラをエクスが、「空白の書」の持ち主で運命を持たないために虐げられていたエクスをシンデレラが励まし支え合う関係であった。
どれだけ酷い扱いを受けようとも、自分の運命を信じていつも前向きなシンデレラにエクスは惹かれて言った。
しかしかたや運命を持たないエクス、かたや想区の主役であり王子様に見初められる運命が決まっているシンデレラ。エクスは複雑な感情を抱きながら舞踏会の日を迎えることになる…
舞踏会の夜に事件は起こる。シンデレラに魔法をかけるはずのフェアリー・ゴッドマザーがカオステラーとなり、想区に混沌を巻き起こす。想区の崩壊の危機、と言うところに現れたのが「空白の書」の持ち主であり調律の巫女ことレイナとその仲間タオ、シェイン。彼女達とエクスの働きで想区は元の運命に戻り始める…
しかしそれはシンデレラが王子と結ばれる運命に戻ると言うこと。
物語が混沌の中にある今は、エクスがシンデレラに想いを告げる唯一のチャンス…
「運命を変えるチャンスは もういいの?」
「これから最高のハッピーエンドを迎える主役を邪魔するわけにはいかないよ。」
エクスは初恋に破れ、そして自分の運命を見つけるためレイナたち一行に加わることにした。
エクスはシンデレラの想区を後にしたが、想区をめぐる度にエクスは色々なシンデレラと会うことになる。エクスはシンデレラがトラブルに巻き込まれていると居ても立っても居られない様子。イベントではシンデレラが忘れて言った靴(ただしビーチサンダル)を拾って履かせてあげたり、一緒に舞踏会に出たり、カオスシンデレラはエクスを気に入ってペットにしたいと迫って来る。
しかし実際このような状況でエクスの心境はどうなのか? シンデレラは本当にエクスを友達としてしか思っていなかったのか?あの時想いを告げていれば別のルートがあったんじゃないか? そんな想像は新たな物語を生み出すのである。