概要
CV:藤田咲
屍揮者メルヒェンと共に復讐を手伝い暗躍する殺意を唄うお人形。元々はエリーザベトがメルツとの最後の別れで彼に託した人形だった。
彼が井戸に突き落とされた際燃やされた上、一緒に井戸に投げ込まれたが、メルツ同様に【イド】の手によって二つの魂(火炙りにされた母親の復讐心と人形を託した少女の愛情)を持ち目覚めたという解釈が広く用いられる。
メルヒェンに対しては深い愛を注いでおり、何かと彼に『愛シテルワ』と言う。
アルバムでは一部を除くほぼ全曲の最後に彼女らしいドSなセリフを吐き、高笑いをするのが印象的。
また本編では無いもののコンサートではメルヒェンに「例えライン川が枯れたとしてもエリーゼを愛しているのは変わらない」と言われ、嬉しそうに頬を染める可愛らしい(?)一面もある。
命をもらったとはいえ、喋るだけであまり動く事は出来ないのか、公式イラストではたいていメルに抱き抱えられている事が多い。(しかし、コンサートのPVでは普通に歩いている。)
メルヒェンがエリーザベトの愛に触れて、出会いの記憶を取り戻した後、彼が復讐から手を放した事で、自身の身体で存在崩壊が起こり、テレーゼの魂が成仏され、最後は普通の人形に戻ったのだった。
歌声にSoundHorizon初のVOCALOID、初音ミクが起用されている。(セリフは初音ミクの声の提供主、藤田咲が担当している。)
その為ボカロタグにミクがエリーゼのコスプレをしたイラストが存在する。
コンサート及びPVでは人形作家、陽月氏作の粘土製人形である。
容姿
持ち主のエリーザベトと同じく金色の髪に碧の瞳だが、衣装はメルヒェン同様黒と赤が基調の鎖が巻きついたドレス。また彼女の方がエリーザベトより露出度の高い衣装である。
髪には服と同じ色の羽根の髪飾りをつけている。(「Marchen」通常版ジャケットで屍人姫達がつけている仮面はこの髪飾りがモチーフになっている様子。)