概要
エル・シッド、本名:ロドリーゴ・ディアス・デ・ビバール(Rodrigo Díaz de Vivar)は、11世紀のカスティーリャ王国の貴族(1045年?〜1099年6月)。
正確な生誕日は不明だが、軍人の家に生まれ、カスティーリャ王サンチョ2世の小姓としてカスティーリャ王家に引き取られて育った。その後、サンチョ2世が何者かに暗殺された事で、カスティーリャから追放。幾度の追放を経て、1094年にバレンシアをイスラム教徒の手から奪回し、国土回復運動(レコンキスタ)に貢献した。
これらの功績から、スペインでは国民的英雄とされ、生前には既に彼の功績を讃えた叙事詩が作られ、本人がそれを耳にしていた程。叙事詩では死後は数十年以上生前の姿を保ち続けたり、彼の伝説の剣コラーダは妖精に鍛えられたものだという超人的逸話が語られている。ちなみにその剣はスペインのブルゴス博物館に展示されており、ダマスカス鋼で造られた物であるとの事。
創作作品のエル・シッド
彼をモデルにした山羊座のエルシドが登場。外見はシュラに似る。
サーヴァントとして登場。
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