「人類は滅亡しました」
カグヤは人間では無い。別世界の月面で地上のナビゲートを担当していたロボットである。
その別世界とは・・・『地球』
アクロニア世界に来る前に起きた異変の情報収集と対応を行っていたが本星が消滅。
それからかなりの時間が経過した後エネルギー切れで稼働を停止した。
単なるプログラムだったカグヤがアクロニア世界に来訪出来たのは人間達の想いを
数多く受け取ったことで精神体にまで昇華したためと思われる。
来訪当初は状況が分からず気付いたらアップタウンのガイドマシーンに憑依していた。
情報収集をしている内にタイニーかんぱにーが次元断層の研究をしている事に気付き、
それを辞めさせる為にかんぱにーに乗り込んできた。交渉の結果悪用する意思が無いと判断、
そのままタイニーかんぱにーに所属することになった。
カグヤは本星消滅が「病気」をきっかけに大地が無くなっていったと言っているが
その原因が人間達が次元断層の影響でモンスター化した事や、次元断層から出てきた
「次元クジラ」が本星を捕食した事は知らなかった。
元々月面の広域ナビゲーションユニットのヒューマンインターフェイスだったカグヤは
人々に尽くす事を喜ぶ精神体となった事でかんぱにー内でも誰かに尽くすために動いている。
カグヤは「次元断層発生時の特有反応を感知できる能力」がありまだ未完成だった
次元断層レーダーの補完行動が行えるため次元断層発見率が大幅に向上した。
情報収集・処理も担当しており観測とデータ照合による客観的な結果は出せる。
しかしそこから踏み込んだ判断は人間に委ねているので情報担当でもカグヤは
サポート側に徹している。
パートナーとしての性能は遠距離攻撃系パートナーの中でもかなりの射程距離を誇る。
ステータスも高めなので物理アタッカー・支援どちらも可能。支援用固有スキルは
攻撃力上昇と回復の2つのみだがなかなかの高性能、その反面攻撃用固有スキルが扱いの
問題で評価が分かれている。「EMLスタンバイ」はコスパが高く長距離減衰無しと高評価、
「フガク インジェクション」は威力こそEMLスタンバイの10倍ダメージと高いが
詠唱開始から発動まで10秒もかかるのでそれまでの間にプレイヤーキャラが倒されて
しまう事もある為評価は低い。その都合でEMLスタンバイ主体のAI構成をするプレイヤーが
多かったが、フガク インジェクションのロマンぶりに魅了されたプレイヤーもおり
あえてAIウィンドウに組み込む構成も見られた。