神魔(ECO)
しんま
2016年のゲーム中イベント「タイニーかんぱにー憑依研究編・神魔の来訪」における、主役たる種族として登場する。
ゲーム中の舞台は、大きくは複数の世界に亘る重層世界の構造を成している。
メインの舞台となるエミル界の他、タイタニア界、ドミニオン界とあるが、他にも別の世界の存在が度々示唆されてきた。
本種族は、そういった異世界からの来訪者であり、想いの力によって誕生・変質した種族とは、その経緯が異なると言える。
(経緯としては「アルマたちと絆の樹」に登場するネコマタハートに近い)
神魔は本来肉体を持たない存在であり、エミル界などでは人や物に憑依する事で活動する。
宿主は、基本的にはその姿が個々の神魔特有の姿に変身し、肉体の主導権も神魔に奪われる。
(神魔の意思で、憑依したまま主導権を戻す事も可能。宿主は強い意思で抵抗する事も不可能ではない)
憑依した相手の体力や相性によって動き易さがある様子であり、神魔が酷使すると宿主が疲弊する。
また、物理的ダメージを受けても神魔ではなく宿主がダメージを負う。
人間のような姿と知能を持つ種族がいる一方、やはり神魔世界における人間と獣(或いは魔物)のような違いなのか、本能だけで暴れる知能の低い存在もいる。
こうした特性に、憑依を防ぐ方法が限られる事もあり、横暴を働く神魔に対しては対応に手を焼く事も少なくない。
尤も神魔としても、肉体(宿主)を得なければ活動が出来ない不自由さもある。
また、通常の憑依以外にも、宿主に力を貸す形での憑依、「神憑依」(しんひょうい)も可能。
(神憑依の際は、宿主の姿が変わるのではなく、エフェクト装備のように宿主の横に一回り小柄な神魔の姿が現れる描写が成される)
タイニーかんぱにーを通じて、依頼等で遭遇していく。
憑依の対策を練る中で、オリヴィアの提案が功を奏し、捕獲或いは交渉によって、オリヴィアの用意したマリオネットに憑依させる形で、一先ずの肉体は落ち着いている様子である。
尚、憑依後のマリオネットに封をした冒険者(プレイヤー)から離れると、調子を崩すらしい言及が成されている。
2017年の通年イベント「星を守る者」にも神魔が登場している。
守護魔、アルマ・モンスター、ロア、御魂と同様、期間限定のECOくじ(1回リアルマネー500円)の1等商品として入手可能である。
かわいらしい見た目から高い需要を誇っており、非常に高額で取引されている。
様々な場面で話しかけてくれる他、スキルによる援護を始めとした戦闘でも活用される。
神魔限定のスキル「神憑依」によって、プレイヤーステータスが上昇し、特定装備の耐久値減少を抑えてくれる。