ウィンダスの英雄の一人。神々の書より召喚魔法を復活させた世紀の天才。
水晶大戦のときウィンダスが獣人の大軍勢に包囲され、あわやウィンダス滅亡かというときに、ウィンダスの守護神フェンリルを召喚し逆に敵の軍に大打撃を与え退けた。しかし、その後彼は召喚魔法の副作用により帰らぬ人になってしまったという。
故に多くの国民がカラハバルハを英雄視し、憧れる者も少なくない。
同世代の者達にも多大な影響を与えたようで、三博士も彼の言葉を流用したりとその影響力を窺わせる。
特にシャントットは彼にお気に入りの帽子を貸したり、彼の秘密の研究室を訪れたり、偽名に彼に良く似た名前を使う等、カラハバルハに強い感情を抱いていたのではと思わせる描写がいくつか存在する。
彼女が「結婚し忘れた」というのはカラハバルハへの想いを引きずっているからと考えるものも少なくない。(もっとも彼女の力と性格を考えれば結婚したがる男性などいないというのもあるだろうが。)
そして彼にとって最も重要な人物といえばウィンダスの最高責任者である星の神子である。
星の神子は彼が召喚魔法を研究するにあたり最重要書物である神々の書の閲覧を許している。更に彼が召喚魔法の研究をした秘密の研究室は下水道の奥にあり、なんと星の神子の寝室と直結している。このことからカラハバルハと星の神子の関係はかなり親密だったと云われる。
ウィンダスミッションにてカラハバルハは単に召喚魔法を使ってウィンダスを救ったのではなく、それすらも彼の策の一環でしかないとわかる。
不可能を可能にするため何重にも策を張り巡らし、ついには自らの死すら策の一部として取り入れてしまう、まさに世紀の奇才である。