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カーウェス

かーうぇす

カーウェス(新王国暦461年-新王国暦523年)は、日本のTRPG、ソード・ワールドRPGに登場する架空の人物。 "偉大なる"カーウェスの異名を持つ。新王国暦521年まで、アレクラスト大陸中原地方の王国オーファンにて宮廷魔術師を務めた。同国魔術師ギルドの最高導師の職にも就いていた。

経歴

マナ・ライの孫弟子にあたる魔術師。直接の師の名は不明。

新王国暦400年代末期、後にオーファン国王となる冒険者リジャールの強引な(苦笑)勧誘を受け、マイリーの女性神官ジェニと共に仲間になり、数々の冒険を共にする。

新王国暦495年、エア湖の連奇岩にてリジャールの、邪竜クリシュ打倒に協力。この功績と優れた実力により、オーファン建国後魔術師ギルドを創設し、最高導師兼宮廷魔術師の座に就いた。

新王国暦521年、高位の魔法使い以外はかかることのない、若いころに激しい魔力を使ったものだけがかかる、生命力の枯渇する奇病にかかり、病に伏せる。ジェニのいかなる癒しの呪文でも回復せず、薬草学の奥義を使った魔法薬で何とか生きながらえている状態だった。そこで一時魔術師ギルドの最高導師の職を弟子の一人フォルテスに委ねるが、「魔力の塔の建造法」を発見して悪用しようとする野心的な人物だったため、廃されかけたが養子であり弟子でもあるリウイに救われ、フォルテスはリウイに討たれた。解決後、皮肉にもフォルテスが武器とした魔力の塔の魔力によりカーウェスの病は回復した。

そして、老いのためラヴェルナ・ルーシェンに宮廷魔術師の座を譲った。

新王国暦523年、魔術師ギルド最高導師の座もラヴェルナに任せ、プリシス元首のルキアルの扇動により勃発した聖剣戦争の混乱の中で、オーファンの内乱を鎮圧するためにリジャールや老兵らと共に二頭引きの戦車(チャリオット)に乗り出陣し、戦死した。


性格

知的な人物であるが、冒険者としての経験があるゆえか決して知性一辺倒の秀才型の人物ではなく、養子であるリウイの破天荒ぶりに対しても許容する度量を持つ。また彼に対して皮肉を口にしたり狼狽する、怒鳴りつけるなど、弟子であるフォルテスやラヴェルナと比すると人間的な表情を見せることは格段に多い。

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