概要
完全な人化の儀を完遂させるために鬼眼王がネグローニを脅し、彼女の工房で作らせた「三只眼」のコピー。顔は「三只眼」に似ているが、人格が成熟する前に完成を早くしてしまったためか自己中心的となっている。
一人称は「あたし」でその振る舞いは物語第二部の記憶喪失状態の「三只眼」を彷彿とさせる。
培養途中で鬼眼王から思慕を刷り込まれ彼と一つになりたい思いを持っていた。
コピーであるからか霊力はオリジナルと比べて低く、大抵の雑魚を打ち払える程度。敵状態の葉子(ホウアシヲ)との戦いで彼女がベナレスの力を借りていたというのもあって太刀打ちできないほどだった。
人化の儀で人間となったカーリー自身は残っていたので、ここで鬼眼王から求められていたのは自分ではなく自身に宿る霊力だったことにようやく気づき、その報復をするために八雲達と加盟し最後の戦いに参戦する。
サンハーラで人間の闇と融合して崩壊しかけていた鬼眼王を見つけ、融合したことで新鬼眼王となった。
その後
普段は月にある龍皇城に住んでおり、八雲達がいる地球を「庭」と豪語するほどの傲慢な性格は変わっていない。
そういった様子を見せることがあるのか他の妖魔からは「イカれている」と言われているものの、鬼眼王の意識を保つために自分に仕えているベナレスに対して好意を持っているようで彼に頼ることに躊躇いがちになっている。
八雲に関しては「安全な相手」と見なしているようでフランクに話しかけることもしばしば。
第三の眼が開眼すると鬼眼王に変わる。
関連タグ
カーリー…元ネタであるインド神話の女神。