概要
Windows NT 3.1は、1993年に米マイクロソフトがリリースしたサーバー・ワークステーション向けのOS。
バージョンナンバーが1.0ではないのは、同時期のWindows 3.1と揃えたため。Windows 3.1とは外見やユーザーインタフェースなどが揃えられ、APIレベルでは部分的に互換性があったが、内部構造は全くの別物である。
開発初期にはOS/2の次期バージョンとしてNT OS/2の名でIBMと共同開発されていたが、Windows 3.0の成功を受けてマイクロソフト単独開発に路線変更。Windowsファミリーの上位版として仕切り直された。
初期のWindows NTは企業・業務ユーザー向けで、個人ユーザーにはほぼ無縁のものであったが、3.5、3.51、2000とバージョンアップを重ねて個人ユーザーにも多く使われるようになり、XPにおいてWindows 9xにとってかわった。