『エリオスライジングヒーローズ』(エリオスR)に登場するガスト・アドラー×マリオン・ブライスの腐向けカップリング。
※以下、ストーリーのネタバレを含みます! 記事編集者の解釈も含まれておりますことをご留意頂いた上で、ご覧ください。また、各話の詳細内容については、ご自身でお確かめくださるようお願い申し上げます。
概要
プロフィール(公式サイトから引用)
名前 | ガスト・アドラー | マリオン・ブライス |
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ランク | A | AA |
年齢 | 20 | 19 |
誕生日 | 8月27日 | 9月21日 |
身長 | 183cm | 169cm |
体重 | 70kg | 54kg |
血液型 | O型 | A型 |
趣味 | ダーツ | ピアノ |
家族構成 | 父、母、妹 | 不明 |
好きな食べ物 | サーモンのベーグルサンド | パンケーキ |
嫌いな物 | 政治 | 注射 |
CV | 日野聡 | 小野賢章 |
▶︎ヒーロー能力
ガストのサブスタンス【ナイトホーク】は、風を自在に操ることができる能力を持つ。
また、マリオンのサブスタンス【ブラッディ・ローズ】は、自分の血をムチのような形状に変化させ、自在に操ることができる能力である。
▶︎二人の関係
パトロールのヒーロー選択画面で二人を選択した時の二人の関係性は、「ムチ打ち回数ナンバーワン」となっている。
マリオンは、自分の血をムチのような形状に変化させ、自在に操ることが可能で、躾のためにムチを手にすることがある。
ムチ打ちの対象はガストだけではないが、ガストが最も多くムチ打たれていることが、「ムチ打ち回数ナンバーワン」という関係性から明らかになっている。
二人とも第13期ノースセクター研修チームに所属している。
マリオンはガストよりも一つ年下ではあるが、最年少でメンター(指導者)に抜擢されており、ガストはヒーローになったばかりのルーキーで、メンティー(指導される側、後輩)として研修を受けている。
▶︎出会い
出会った当初、ガストはマリオンを女の子だと誤解して「(結構可愛かったかも……?)」と思い、寮暮らしでバスルームも共有なため「事故る可能性が高すぎる」と心配していた。
(「事故」とは何を指すのかはっきり描写されていないがラッキースケベではないかと思われる)
女扱いされたこと等に怒ったマリオンはガストの躾をするためにムチを振るった。
(二人の出会いについては、キャラクターストーリー『ガスト2話』参照)
その後もマリオンはガストに対してそっけない態度をとっていたが、ガストは積極的に声をかけていた。
メインストーリー
メインストーリー第4章 |
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▶︎23話
パトロール中、突如現れたイクリプスとの戦闘を放棄したマリオンに対し、何故戦わなかったのかガストは理由を問いただす。
戦闘を放棄するなんてお前らしくない、やたら高いプライドはどこに置いてきたんだ、と責められてもなお黙ったままのマリオンに、ガストは「腑抜けてんじゃねぇぞ」と声を荒らげた。
それに対し、「うるさいって言ってるだろ。口汚い。」というマリオンの返事を聞いたガストは、マリオンの胸ぐらを掴み、「話逸らして誤魔化してんじゃねぇよ。俺の言葉遣いなんかどうだっていい、今はお前自身のことを聞いているんだ」と、自分が罵られることは意に介さずマリオンに向き合おうとする姿勢を見せた。
▶︎36話・37話
LOM終了後ルーキーたちと集まって話しているガストの元に、「くだらないお話」をしてほしいとジャクリーンが突然お願いをしに現れた。
ガストが「くだらないお話」とは何のことかとジャクリーンに尋ねると、マリオンは「余計なことをしないでくれ!」と慌ててジャクリーンを静止したが、ジャクリーンは次のように答えた。
「あのね。ジャクリーン、マリオンちゃまの元気がなくて心配ナノ• • •マリオンちゃま、最近よくガストちゃまがくだらないお話をしてくれるって言ってて• • •とっても楽しそうに話してくれるから、そのくだらないお話を聞けば元気になると思ったノ〜!」
このジャクリーンの説明によって、ノヴァとの関係がギクシャクするなど心を乱されていた中、ガストが話してくれる「くだらない話」はマリオンにとって癒しになっていたであろうことが判明した。
メインストーリー第7章 |
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配信開始:2021年2月22日〜
▶︎7話
マリオンがブラッドからメンター解任の可能性があると聞いた翌日。ガストとレンの指導中にもマリオンにはどこか焦りが見えた。
トレーニングのレベルを急激に上げようとするマリオンに反対した二人に、「正直言って、オマエたちの遊びに付き合うのはうんざりなんだよ(中略)ルーキーのオマエたちが強くならないと、ノースはずっと負け続ける!」とマリオンは怒りをぶつけた。
ガストは興奮すると血が上って発作が起きてしまうマリオンの体質を気遣って宥めようとするが拒絶されてしまう。
そして、感情的な態度を取り続けるマリオンに、【LOM】での敗北はルーキーだけのせいではなく、マリオンにも責任があるのではないかと、ガストは苦言を呈した。
ヴィクターは、マリオンが負けたことはマリオン自身の問題だと一切関心がない様子を見せており、レンも、トレーニングを滞りなく進めるためならば、マリオンの言動に問題を感じていても目を瞑るという姿勢であることが第7章9話で語られている。
以上のことから、第4章23話と同様に、ガストはメンティーの立場でありながら、マリオンが間違った方向に進もうとしていると感じた時には自身が言いづらいことだろうとはっきり伝えるなど、当時のノースセクターにおいては唯一、マリオン自身と向き合おうとしていることがわかった。
▶︎16話〜19話
マリオンがガストをランニングに誘い、二人でミリオンパークに立ち寄った時のこと。
マリオンは、感情のコントロールをしようと努力している最中だということをガストに打ち明けた。
努力しようとしているものの、感情のコントロールが上手くいかず悩んでいる様子のマリオンに、ガストからすれば出会った頃のマリオンよりも、今のマリオンの方が、「メンターとして魅力的」だと言った。
そして、「最近のお前は確かに荒れてて、物に当たるわ、俺にも当たるわでヒドいのは変わんねぇけど……でもそっちの方が、人間らしくて俺は好きだぜ」と、マリオンにとっては受け入れ難い、完璧じゃない今のマリオンのこともガストは好きだと伝えた。
また、感情のコントロールが出来ず怒り出しそうになったマリオンに向かって、ガストが、「コントロール!」と叫びマリオンを宥めたのは18話が初出で、それ以後も二人の間では、『コントロール』という言葉が使われるようになった。
▶︎24話
ノヴァとマリオンが出かけた時のお話で、ガストは不在。
ノヴァは、ガストと話す機会があった時に、マリオンがまともに休暇を取っていないと聞いたことや、マリオンと一緒にランニングに出かけたことをガストが嬉しそうに教えてくれたことを話した。
ノヴァの話からは、休暇を取らずに頑張っているマリオンを心配しているガストの様子も読み取れる。
また、第7章16話でマリオンに誘われて一緒にランニングに出かけたことをノヴァに「嬉しそうに」話していたことから、(ガストにとっては)ハードすぎるトレーニング内容もマリオンにムチで打たれたことも苦労したのは確かだろうが、ガストは二人でランニングに出かけたことを楽しい思い出として認識していることがわかった。
▶︎26話
突然現れたイクリプスにノヴァと過ごす時間を邪魔されたマリオンは、「とりあえず一匹残らず滅多打ちにしてやったけど、まだむしゃくしゃする」とイクリプスを撃退した後も苛立ちがおさまらない様子だった。
そんな時マリオンは、「『コントロール!』」と叫んだガストの声を思い出し、「アイツに言われてやるのは癪だけど……イライラすることは早く忘れて、ノヴァやジャックたちと残りのオフを過ごそう」と気持ちを切り替えることに成功した。
18話において、マリオンは感情のコントロールがいつも上手くいかないと悩んでいたため、ガストの言葉を思い返してすぐに気持ちを切り替えられたことは、マリオンにとって大きな一歩だと言えるだろう。
余談
第7章5話(ランニングの時点から3日前)において、「若い子扱いされるのも、アイツ(マリオン)からすれば地雷なのかも知れねぇぞ?」とガストはディノに自ら進言していたにもかかわらず、第7章17話では、悪気なくマリオンのことを年下扱いをして、ムチで打たれている。
マリオンにムチ(縄跳び)で打たれた時に、「なんでムチ!?」と驚いていたため、この時のガストには本気でマリオンの地雷を踏んでいる自覚症状がなかったのだろう。
ちなみにこの場面を切り取ったフレームの名前は『いつもの光景』である。
イベントストーリー
ゴーストたちのGothic Halloween |
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開催期間:2020年10月1日〜2020年10月21日
1度目のノースセクターイベント。
時系列としては、メインストーリー第4章33話と第4章34話の間である。(第4章34話で行われたLOM前)
Gothic Halloweenイベントストーリー
▶︎7話
パトロール中、ノースセクターの【セクターランキング】回復のために集中するようにマリオンに注意されたガストは、「ムチでしばくだけじゃなくて、たまには褒めてくれたっていいのに」と主張した。
一見ガストがマリオンに対して不満を抱いているようにも見えるが、「マリオンもかなり変わったよな」、「【セクターランキング】のためっていうのはわかってるけど、俺らのことを考えながら準備してくれてるんだって思うと、ちょっと嬉しくならねぇ?」とレンに話していることから、ガストの中でマリオンの印象が良くなっていることが読み取れる。
▶︎23話
【ハロウィン・リーグ】の当日、市民にお菓子を配りながら雑談を始めたガストを、「無駄口を叩くな」とマリオンは一蹴した。
「いつもより表情が柔らかかったから、お前も少しは楽しんでるのかと思ったのに」とガストが言うと、マリオンはあくまでも【セクターランキング】のために「出来る範囲で愛想良くしている」だけだと言う。
しかし、お菓子を配るマリオンの様子を描いたフレーム『トリートの効果』の説明文には、「割り切っている風を装いながら、子どもたちの喜ぶ姿につられ、知らない内に顔が綻んでいく。」と記載されているため、ガストの言う通りマリオンも楽しんでいたことがわかる。
その後マリオンと別行動を始めたガストは、マリオンが【ハロウィン・リーグ】の準備を頑張っていたことを思い返し、自分の衣装も「マリオンが納得いくまで調整を重ねてたし……最初は何でヴァンパイアだと思ってたけど、今となっちゃ結構気に入ってる」と考えながら目を閉じて微笑んでいた。
▶︎26話
【ハロウィン・リーグ】終了後、ジャックとジャクリーンに労いの言葉をかけられているマリオンの元にガストがやって来る。
ジャックに、ガストに向けて女性客たちから黄色い声が上がっていたと聞かされたガストは、「そりゃ有り難てぇな」と言いながらも苦笑していた。
そして、「それよりマリオン、やっと一段落って感じだな。(中略)これまで頑張った甲斐があったな♪」とガストが笑顔で話しかけると、マリオンはそんなガストを睨みつけて、「ヘラヘラするな」と怒り出した。
この時、【ハロウィン・リーグ】が成功に終わり、家族にも褒められていたマリオンは機嫌が良かったはずなのに、突然怒り出したため、ガストが愛想を振り撒き、女性客が黄色い声をあげていたということが気に入らなかったのではないかという説もある。
GothicHalloweenキャラクターストーリー
▶︎☆4 如月レン『クッキーは甘い』
イベントストーリー13話と14話の間のお話。
ガストとの交流を避けようとするレンに対し、俺は別にいいけど、(ガストとの交流を避けるのはいいけれど)マリオンに味見を頼まれた時のクッキーは食べてあげても良かったのではないかと話した。(イベントストーリー13話参照)
レンが理由を聞くと、ガストは次のように答えた。
「あれって、マリオンなりにレンとコミュニケーションを取ろうとしたんだと思うぜ。まぁ、憶測でしかねぇけど……。こんなに気合入れて部屋の飾り付けをしたのもそういう意図があるような気がして……」
上記の発言からは、ガストはマリオンの表面的な態度だけを見るのではなく、マリオンの行動の裏にある気持ちを考えていることが伝わってくる。
そして、このガストの「憶測」が正しいことは、マリオンのキャラクターストーリーで明らかになる。
▶︎☆3 マリオン『悩めるメンター』
イベントストーリー13話では、マリオンがトレーニングを休むほど大事な用事が部屋の飾り付けだということは明かされていたが、マリオンがメンティーたちとの距離を縮めるために飾り付けをしていたことはがこのストーリーで明かされる。
つまり、レンのキャラクターストーリー『クッキーは甘い』で語られたガストの憶測は正しく、ガストはマリオンの気持ちを汲み取れていたことがわかった。
▶︎☆3ガスト『ガストちゃまのお話』
ジャクリーンがガストから、女の子と付き合った事がないから弟分たちに恋愛相談をされて困った、という話を聞いたとマリオンに話そうとすると、ガストは慌ててジャクリーンに黙っていてもらえるように頼んだ。
キャラクターストーリー『レン1話』では歯切れが悪い様子ではあったものの割とあっさりと恋愛経験が乏しいことを話していたのに、このストーリーでは動揺していることから、恋愛経験が無いことをマリオンに知られてしまうのをどうしても避けたかったのだろうかとガスマリ愛好家には噂されていた。
余談
誰が何の仮装をするかは、マリオンがジャクリーンたちと相談した上で独断で決めた物である。
ガストが担当したのはヴァンパイア。
マリオンの持つサブスタンス【ブラッディ・ローズ】は血が関係しているサブスタンスであることや、ガストの衣装の靴に薔薇の花と蔦の模様があしらわれていたことも、ガスマリの匂わせではないかとガスマリ愛好家の間では注目されていた。
絢爛たるシノワズリ |
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開催期間:2021年3月1日〜2021年3月13日
時系列としては、メインストーリー第7章終了直後である。
シノワズリイベントストーリー
▶︎5話
自分がメンターを解任されそうになっていようがレンにもガストにも関係ないと言うマリオンに対して、「いや、関係あんだろ。マリオンは俺らのメンターなんだから、解任なんてことになったら大なり小なり影響が出る。逆に知ったところで何も出来なくて、ヤキモキはしたけど……」とガストは反論した。
マリオンはガストがメンター解任の件について気を揉んでいたことを初めて知ったようで、意外そうに、「ヤキモキ?」と聞き返していた。
▶︎6話
ガストの体術の技術は荒削りで、基礎や理屈を理解しないままとにかく相手を倒すという印象があるため、ガストも護身術を学ぶべきだとマリオンは話した。
ガストは不良同士の喧嘩で身に付けたからだと説明し、「もうそういうこと(喧嘩)に使うつもりはねぇし、手段として持っておくのは別にいいと思ってたんだけど……ダメか?」とマリオンに尋ねた。
すると、マリオンは、「ダメってワケじゃないけど……」とガストの言い分を聞き入れた。
また、ガストが、特別任務に行くレンとマリオンに、「応援してるからな♪」と伝えると、マリオンは「応援」という言葉を聞いて上から物を言っているように感じたようで、顔をしかめた。「えっ、そこで怒るのかよ!?」と、やはり無自覚だった様子のガストにため息をつき、「やっぱりムチで打っておくか……」とマリオンが呟くと、ガストは慌てて、「コントロール! コントロールだ、マリオン……!」と唱えた。
メインストーリー第7章18話でのやり取りを経た後の二人の間では、「コントロール!」といえば、感情のコントロールのことを指し示すようになったのだと推測される。
シノワズリキャラクターストーリー
☆3 如月レン『護身術教室入門』
護身術教室にガストが弟分を大勢引き連れて突然やって来たことを、マリオンが叱る場面がある。
護身術を学べば、「何かあったとき、自分や大切な仲間を守ることができるだろ♪」と笑顔で話すガストに、マリオンは、「っ、爽やかに言うんじゃない! あんなヤツらが詰めかけて、ご近所さんも驚いてるだろ! 一刻も早く何とかしろ……!」と注意をした。
余談
▶︎6話について
6話でのやり取りは、ガスマリ愛好家の中で、ガストがマリオンにお願いをする時のやり方が示されており、マリオンがそれを受け入れる時の様子が示されているとの見解もあった。
普段から何かと、「ダメか?」→「ダメってワケじゃないけど……」の流れを繰り返しているのではないかという噂も当時散見した。
▶︎女性に間違われるマリオン
・護身術教室の初日、お婆さんから女性に間違われ孫のお見合い相手候補にされる。(7話)
・SNSでマリオンの隠し撮り写真が、『チャイナタウンで発掘! 4000年に一人の美少女店員——!?』という文章と共に投稿され話題になった。(14話)
・取材当日、実際にマリオンに会っても女性だと勘違いしたままの記者に衣装として女性用のチャイナドレスを渡される。(15話)
・イクリプスに狙われていたところを助けた子どもに、「お姉さん」だと思われる。(16話)
・男性客がマリオンに話しかけようとすると抜け駆けをするなと他の男性客から牽制され揉め事が起こる。(フェイスキャラクターストーリー『同い年のメンター』)
水辺の街の案内人 |
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開催期間:2021年6月1日〜2021年6月21日
2度目のノースセクターイベント。
水辺の街の案内人イベントストーリー
▶︎1話
最近発作を起こさなくなった理由について、ノヴァに尋ねられたマリオンは、「これまでは注射で何とかしていたけど、それに頼らず抑える方法があるんじゃないかと思って……。色々試してみたら抑えられるようになってきたんだ。」と答えた。
さらに具体的な方法を聞かれ、「こうして甘いものを食べたり、その……心の中で言葉を唱えてみたり……」とマリオンは説明した。
マリオンが心の中で唱えている言葉とは、『コントロール』であると推測できる。
この『コントロール』の一語のみを使用したセリフは、メインストーリー第7章18話にて、怒り出しそうになったマリオンに対しガストが、「コントロール!」と叫んだのが初出である。
その後、第7章26話において、「コントロール!」と叫んだガストの声を心の中で思い返し、苛立ちを抑えることに成功したマリオンの様子が描かれている。
また、『絢爛たるシノワズリ』6話においては、ましても怒り出しそうになったマリオンに対し、ガストが、「コントロール」という言葉を繰り返し、何とか落ち着いてくれるように促していた。
以上のことから、マリオンが苛立ちを抑えるために心の中で唱えている言葉は、『コントロール』であると考えられる。
▶︎6話
観光案内で立ち寄る予定のエリオスミュージアムは10年前にエリオスタワーが出来るまで、旧研究所と呼ばれる【HELIOS】が所有する巨大なラボであったことが語られる。
幼い頃のマリオンは敷地内の別棟にあるノヴァのプライベートラボ兼自宅で生活していたため、マリオンにとっては生まれ育った場所でもあった。
▶︎7話・8話
ガストは子どもの時に、【HELIOS】の旧研究所に忍び込んだ。そして、庭園で出会った女の子に一目惚れし、「大好き、一生守ってあげるから結婚しよう」とプロポーズをしたが、頬を叩かれ断られてしまった。その時の思い出が女性が苦手になった原因の一つだとレンに語った。
▶︎12話
レンがガストから聞いた話をマリオンに伝えると、何故かマリオンは絶句していた。
▶︎14話
マリオンは、旧研究所の庭園で昔起きた出来事を知っていると話し、「あのとき、オマエがこの庭に忍び込んで出会った子どもは……アレは……ボクだ」とガストに打ち明けた。
そしてマリオンは、プロポーズを受けた時に怒ってガストをひっぱたいたのは、プロポーズされたことや女の子に間違われたことが不快だったのではなく、『守ってあげる』という言葉が気に障ったのが理由だと話した。
▶︎15話
ガストの苦手意識を克服するために女性役として練習に付き合うとマリオンが提案し、二人で観光案内のシミュレーションをすることになった。
この時ガストは、自身の母親に関する話をマリオンに打ち明けた。
▶︎16話
レンと比較してガストの指導が疎かになっていたのは、自分の方がガストに世話を焼かれてしまうこともあり、元々あったプライドが邪魔をして意固地になっていた面もあるとマリオンは打ち明けた。
そして、「これからは、ちゃんとする……。メンターとして何とかするって約束する」とガストに対しても平等に接することを約束した。
▶︎17話
マリオンの想いを聞いたガストは、「素直に、『ヒーロー』としてメンターとして、マリオンを尊敬してる」とマリオンに伝えた。
また、「これまでどおりマリオンらしく指導してくれればそれでいい。(中略)レンと違って年上ってところを都合よく利用してもらっても構わねぇぞ? そういうメンターメンティーの関係ってヤツも、アリなんじゃねぇかな」と、考えていることを話した。
▶︎19話
観光ツアー開催予定日の2日前、ブルーノースの街全体が【サブスタンス】の影響で水浸しになってしまう。
レンとマリオンは観光ツアーは中止するしか無いと打ちひしがれていたが、バスツアーをゴンドラツアーに変更し、予定通り観光ツアーを行おうとガストが提案した。
▶︎22話
ツアー1日目が大成功に終わった日の夜、ノースセクターの4人はエリオスミュージアムのカフェスペースで寛いでいた。
マリオンは、ひとり離れた場所に座っているガストに率先して声をかけに行き、ガストの隣に座った。
▶︎23話
ガストとマリオンは、観光ツアーでお互いに助けられたことについて感謝を伝え合った。
そしてマリオンは、自分にはないものをガストはたくさん持っている気がするから、そういうところをこれからも都合よく利用させてもらうと言い、「そ、そういうメンターメンティーの関係があってもいいと言ったのは、オマエだからな。」、「…………。これからも、よろしく頼む……」と照れた様子でガストに伝えた。
この場面は『スタートライン』というフレームになっている。
余談
▶︎マリオンと注射について
マリオンの「血が沸き立つ」と表現される発作は、注射を打つことで鎮めていた。
メインストーリー第4章13話では、マリオンが、「こないだしたばかりだろ?」と話している様子や、常に注射器を持ち歩いていることからも、頻繁に注射が必要な場面があったことが窺える。
また、同話のスキップ確認画面を見ると、定期的に注射を打つ必要があると記載されている。
マリオンの注射嫌いは、その他のストーリーにもあらわれている。
キャラクターストーリー『マリオン3話』では、マリオンが幼い頃から注射が苦手なことが変わっていないと語るノヴァや、検査の注射をどうにかして避けようとするマリオンの姿が見られる。
また、キャラクターストーリー『ボクは完璧』におけるルーキー時代のマリオンは、血液検査の注射にさえも悩まされている様子だった。
マリオンは、幼い頃から現在に至るまで注射が大嫌いなのに、検査以外でも注射を打たなければいけない体質であったのだ。
しかし、『水辺の街の案内人』時点では、甘い物を食べたり、心の中で言葉を唱えたりして、自身の気持ちを鎮めることが出来るようになり、注射が必要になる程の発作を起こさなくなったのは、マリオンにとって大きな進歩だと言えるだろう。
キャラクターストーリー
ガスト2話 |
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ガストとマリオンがヒーローになって、初めて出会った日のお話。
ガストが、マリオンのことを女性と勘違いして、「なんかちょっと……いや、結構可愛かったかも……?」と考える場面があり、マリオンの容姿がガストの好みであることがわかる。
ガストがマリオンを怒らせてしまい、躾のためにムチで打たれたのもこのお話が初めてである。
マリオン独自のルール、『血の掟』についてもこのお話でいくつか登場する。
アキラ3話 |
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ガストとアキラの話からは、二人が出会って間もない、マリオンがメンターとしてガストと信頼関係を築けていない頃から、ガストはマリオンの年齢を理由に侮ったことはなく、実力があると認めていたことがわかる。
新年の餅パーティー |
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『ニューイヤー・ヒーローズ』の企画のためにアキラが購入した大量のお餅をガストが貰った時のお話。
マリオンはお餅を食べるのは初めてだったが、ガストが調理したお餅を気に入ったようで、お腹いっぱい食べた。
また、ガストはマリオンの家族であるジャクリーンとも良好な関係を築けている様子だった。
Pストーリー・Pトーク
Pストーリー
『美味しい』の基準 |
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ある日のパトロール後、ガストがマリオンを夕食に誘ったが、断られてしまう。
一度断られただけではガストは折れない様子を見せたが、マリオンに家族との先約があることを知ると、後日改めて誘おうとしていた。
うるさいヤツ |
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ブルーノースシティの飲食店『ビストロ・ミッドナイト』に入店したガストは、マリオンの姿を見つけ声をかけ、相席しようとしたが、断られてしまう。
しかし、マリオンがパンケーキを頼んだことを知り、「俺もたまにはパンケーキ食ってみようかな〜。なぁ、お前のオススメフレーバーってどれだ?」と、マリオンに話しかけながら、自然に相席をする流れに持ち込もうとしている様子だった。
考え方の違い |
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ガストが弟分たちと話していた様子を側で見ていたマリオンが、「凡人は群れるのが好きだな」と言うと、「だって、人はひとりでは生きられないだろ?」とガストは答えた。
そして、「俺はマリオンとも仲良くしたいって思ってるんだけど?」とガストが伝えると、「ボクは群れるつもりはない。」と言ってマリオンは立ち去ってしまい、ガストは残念そうにしていた。
Pトーク
日常 |
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ガストの「マリオンって女みたいに見えるよな……」という独り言から始まる。
ガストキャラストーリー2話での初対面時に一度女性と見間違えただけでなく、ノースセクターで活動を共にし始めた後もマリオンのことが女性のように見えていることがこの発言により判明した。
ハロウィン |
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「クッキーが美味いってみんな口々に言ってたぜ。さすがノヴァ博士直伝の味!一生懸命作ってよかったよな」とガストが言うとマリオンは口をぽかんと開けたまま黙ってしまう。
おそらく、ノヴァ博士のことを褒められたのが嬉しかったのだと思われる。
そして、小腹を満たすために何か食べに行こうとするガストを引き止め、マリオンは自分の持っていたクッキーを分け与えた。
その他の情報
紹介ボイス |
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公開日:2019年8月8日
公式サイトのキャラクター紹介ページにて聞くことができる、同じセクターのメンバーからの紹介ボイス。
公式サイトにてお楽しみください。
▶︎ガスト→マリオン
ガストの紹介からは、マリオンの性格と見た目の両方に、『女王様』という印象を持っていることがわかる。
▶︎マリオン→ガスト
ガストの家柄についてマリオンが少し触れている。
アドラー家は軍人の家系で、ガストの父親は現役の陸軍大佐であることは、第4章14話にて読者に向けて明らかになる。
同じく第4章14話では、ヴィクターにより、軍部は『ヒーロー』の台頭を好ましく思っていない組織の一つであることも語られる。
マリオンの紹介からは、ガストが軍人の家系でありながら『ヒーロー』になったことに対しては、何とも思っていないことがわかる。
スナップショット |
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公式サイトのSpecial Contentsのスナップショットで、ガストとマリオンが一緒にいる場所を選択すると見ることができる二人の会話。
プレゼントキャンペーンは終了しているが、ヒーロー達を撮影したり会話を見たりすることは現在も可能(2021年8月現在)
ガストがマリオンの知らないところでジャクリーンと話していることがわかる場面や、ノースセクターのメンバーでもパーティーをしようとマリオンを誘う場面がある。
アニメイトカフェコラボメニュー |
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アニメイトカフェとのコラボメニューの中に、ガストとマリオンの二人をイメージして作られた『ガストとマリオンの華麗なローズヒップティー』というドリンクがあった。
ガスマリ愛好家の中で、ガスマリ茶と呼ばれているのはこのドリンクのことである。
マリオンクレープコラボ |
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『マリオンクレープ』とのコラボキャンペーンにて登場したいちごクレープをガストにプレゼントすると、「マリオンが喜びそうだよな」と話す。
ガストの見解は間違っておらず、マリオンにいちごクレープをプレゼントすると、「ここのクレープ、気に入ってるんだ」と話してくれる。