「(ディノの捜索に専念することが)叶わねぇならここ(HELIOS)を辞めたって構わない」「オレは絶対に諦めねぇ。望みがある限り、オレはこれからも『アイツ』を探し続ける」等の発言をしており、キースにとってのディノの存在の大きさが窺える。ディノの情報を得るために大金を払い情報を買う、イクリプスを拷問するなど手段を選ばない行動が多々見受けられる。

また、フェイスにより、ディノを亡くしたことでしばらくの間キースはずっと塞ぎ込んでいたこと、一時はヒーローを辞めると言い出したこと、毎日酒を飲む習慣がついたことが明かされた。

5章

イクリプスの戦闘員「ゼロ」がディノだと判明するも、ディノはロスト・ゼロ以前の記憶を失っていた。キースは洗脳状態のディノに邪険に扱われるが、毎日話しかけに行っている。ここでディノの私物をキースが自室で保管していたことが判明する。

ディノがスパイであるという疑惑を晴らすため、キースは再度ロストガーデンに潜入。そこで得た情報はディノがスパイであることを裏付けるものだったが、アカデミー時代に悪い噂が付き纏っていた自身をディノだけが信じてくれた経験から「もうどうしようもなくなるまで、アイツを⋯⋯ディノを信じていたい」とディノのスパイ疑惑を否定した。

その後ディノは記憶を取り戻すも、再度失踪。再び洗脳状態となったディノはイクリプスと共に撤退しようとするが、キースの必死な呼びかけに自我を取り戻し、自身の苦しい胸のうちを打ち明けた。

シリウスによるキースへの攻撃をディノが庇い、重症を負ったディノはタワーに運び込まれる。(このときディノは洗脳状態にあったのにもかかわらず、本能でキースのことを庇っている。)

研究部により一命を取り留め洗脳も解けたディノに対し、キースは「もし次にここを出ていくときは、ちゃんとオレにも声かけろ」「アカデミーにいた頃、周りからどんな風に噂されてても、お前はいつも自分の目でオレを見てくれた。だからオレもお前のことを信じようと思ったし⋯⋯。戻ってきて欲しいって、ずっと願ってたよ」「おかえり、ディノ」と言葉をかけた。

6章

ディノは復帰後ウエストセクターのメンターに就任し、キースと同室となる。ジュニアからは「(キースは)ディノの前では常識人ぶってんな」「あいつ、最近あんまり酒飲んでねーんだぜ。それって、どう考えてもディノが戻ってきたことが原因だよな?」「なんかディノといると楽しそう」などと評されている。

キャンプではオフタイムに一緒に昔の話をしたり冗談を言い合ったりするなど、仲の良い様子が窺える。ディノはキースの言葉で自信を取り戻し、ルーキー達に積極的に話しかけるようになる。

キャラクターストーリー

ディノ1話

キースが酒を飲み始めたのはディノの失踪が原因であること、そしてそのことをディノは知らないことがわかる。

持ち物を捨てられないディノの「キースにだって、何かひとつくらいあるだろ?どうしても捨てられないっていうものが⋯⋯」という問いかけに対し、キースは「ねぇよ、そんなモン」と返し、「本当に?」と詰め寄られると「⋯⋯ああ、ねぇよ」と含みのある返答をした。

キースの自堕落を監視するディノ、ディノの悪癖を監視するキースという構図が出来上がっている。

ディノのホーム台詞からも窺えるが、ディノの復帰後はジュニアに代わりディノがキースを起こしている。

イベント/カードストーリー

お助け!クッキングヒーロー

キースはホーム台詞では「食べさせたい相手がいるってのが上達のコツかもしれねぇな⋯⋯わかんねぇけど」、キャラストーリーでは「お前(ディノ)が作れ作れってうるさかった」と発言している。

キースはオスカーとのPトークでは普段は面倒くさいから料理はしないと言い、「食べてくれる人がいれば料理をするということですか?」と問われたときも「面倒なことはごめんだぞ⋯⋯」と返しているため、ディノに振る舞っていたのはかなりの特別待遇と言える。

Sweetな魔法にショコラを添えて

ディノの突拍子のない提案を否定できず聞き入れてしまったり、落ち込んだディノの帰りを落ち着きのない様子で待っていたりと、キースはディノには甘い様子。キースは普段からディノのことを気にかけているようで、イクリプスに居た時の夢を見てうなされるディノの異変にもいち早く気づいた。

『ヒーロー』は名探偵！？

イベントストーリー本編では電話をする様子が描かれている。

ディノのカードストーリー『探偵の素質』では、ディノが「夕べキースがいつもよりほんのちょっとごきげんだった」という些細な理由からキースが良いお酒を手に入れたことを当てるという推理を披露した。

その後、ディノが大量の空気清浄機を注文したことをキースにより調べあげられ阻止される。

ドラマCD

エンディングCD第3弾

『フレンド申請してもいい?』

2人でゲームで遊んでいる様子が描かれている。

『カムバックパーティー』

ジュニアの「(キースは)何でもディノがやってくれるからって甘えやがって」という発言に対し、ディノは「どっちかって言うと俺の方が甘えさせてもらってるよ」「昔から世話になりっぱなし」等の返答している。同時にキースが自室の隣をディノのためにずっと空けていたことも明かされた。

その後キースは寝言で「ピザはいらねぇ、何がラブアンドピザだ」と言っており、ディノの夢を見ていることが推察できる。

ドラマCD vol.2 West Sector

『キースに何が起きたのか』

酔っ払って帰ってきたキースを懲らしめるためにディノ、フェイス、ジュニアの3人で「酔っ払ったキースがマフィアの白い粉を盗んできた」という設定をでっちあげて悪戯を仕掛ける。そのことに途中から気づいたキースが騙されている振りをして裏社会と繋がる知り合いに電話をかけようとしたところ、本気にしたディノにスマホを破壊される。

『世界平和の守り方』

ディノがキースの禁酒のつらさを理解するため・一緒に乗り越えるために1週間の禁ピザを試みる。ピザを食べなくなったディノはパトロール中に失踪する・スマホを壊そうとするなどの奇行に走りキースに心配される。ディノがピザを失ったことにより世界が終わるという夢を見たキースは「お前からピザを取っちゃいけない。そんなの全然ラブアンドピースじゃねえんだよ！」と土下座してディノにピザを食べるように説得した。

『ボウリング勝負★』

ストライクを決めたディノにハイタッチをせがまれ、キースは呆れつつハイタッチをする。ディノはアカデミーの頃にキース、ブラッドと3人でボウリングに来た時のことをかなり鮮明に覚えており、「確かキース、前に来た時もこんなこと言ってたよな」「やっぱり、あの感じも全然変わってない」と発言している。

『お酒とピザと赤ずきんと』

赤ずきんパロディの今作ではキースが狼、ディノがお婆さんという配役になっており、キースがディノを食べるシーンが存在する。

『押忍！エリオス！〜ウエストセクター編〜』

学園パロディの今作では私立光学園が舞台となっており、キースが生物教師、ディノが音楽教師として登場する。ジュニアが軽音部を立ち上げるための顧問として、ディノがキースを紹介する。ディノ曰く、キースとは「俺とは同い歳で高校からの腐れ縁」。なお、ディノは生徒であるジュニアの前では「キース先生」と呼んでいるが、本人の前では「キース」と呼び捨てにしている。