ストーリー
美術系に力を入れている、ちょっと地方の (土地がやたら広い) 学園。
主人公・浅間真はそこに通っているのだが、自分の実力に不安を抱いていた。
もうすぐ3年生になるという頃、彼は学年末制作のため、学生に開放されている作業スペースにやって来る。
近くでは他の人も作業をしているその空間。
彼の隣にいたのは他のクラスの女の子、星見月夜 (ほしみ つくよ)。
ほとんど話したことはないけれど、その実力は有名で。
彼は、その作業をしている姿とその絵に―― 心を奪われた。
キャラクター
星見 月夜(ほしみ つくよ)
CV:遠野そよぎ
学年きっての天才児。
美術の才能に優れ、本人もその道に進もうと思っている(というよりも他のことに興味がない)。
ちょっと天然系のゆるふわ美人。
実際、見た目も可愛くスタイルも良いのだけど “自分を着飾る” ことに無頓着。
また、やっかみを受けることもあり見知らぬ相手は苦手。
ただし芸術関係の話になると警戒心はなりを潜め、饒舌になることも。
絵を描き始めると、それに没頭して周りが見えなくなるのが玉に瑕。
棗 梓(なつめ あずさ)
CV:ヒマリ
優等生。ほぼ全ての教科で平均以上の成績をとっており、努力で詰められるところは詰める理詰めタイプ。
ただし特筆するような才能はなく、美術も技術面での評価は高いが才能面ではごくごく平凡。
方向性としては芸術家というよりも職人タイプ。
月夜の才能に嫉妬はあるものの、彼女のゆるさが心配で面倒を見たりしている内に、親友と言える間柄になっていた。
それに加え、まどかの面倒もなんだかんだと言いながら見ている。
主人公が最初に関わりだした時は “悪い虫” ではないかと警戒するが、その後 “面倒を見る側” であることに気付き、そういった意味でスタンスの近い友人になっていく。
小鳥遊 まどか(たかなし まどか)
CV:水霧けいと
主人公たちの先輩。 月夜ほど “才能に浸っていない” 天才。
理屈と感覚のハイブリッドであり、自分以上の天才がいることや、運も必要であることなどに気付いている。
いろんな才能・素養があり、色々と好きにやっている感じ。
その辺の集大成として、卒業前にショートムービーを作ろうとしている。
猫みたいな先輩で、何かにつけてゆるい生き物。
のらりくらりぬるぬると生きており、大抵のことは飲み込んで受け流している。
みんなの作業スペースの一角が彼女の “巣” になっていて、寝袋やら何やらが積んであり、時々そこにくるまって寝ている。
藍川 有紗(あいかわ ありさ)
CV:あじ秋刀魚
主人公たちの後輩。 北欧系人種の血を1/4引く、クォーター美少女。
主人公とは血縁上、はとこ(またいとこ) になる。 色々あって日本の美術学園にやって来た。
年齢のわりに背が高く、見た目もありしっかり者に見えるが、実際はコミュニケーションが苦手で奥手、引っ込み思案。
それを必死に覆い隠している (つっけんどんに見える) ため、クラスでは若干孤立気味。
主人公とはバイト先が同じで、相談相手にもなってもらっているので信用している。
名前は有紗だが、皆からは容姿も相まって “アリサ” と呼ばれている。