演 - デイヴィッド・テナント、日本語吹替 - 加瀬康之
解説
『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1のヴィラン。
本名は「ケヴィン・トンプソン」。
コミックに登場するゼベディア・キルグレイヴ / パープルマンに相当するが、コミックでの本名が、ドラマでは異名になっている。
生まれながらに、他者への命令言葉に他者が従ってしまう、催眠能力を持っている。
これはキルグレイヴ自身には制御ができず、ただの文句として「死んじまえ」と言ったとしても、他者は素直に実行してしまう。
その能力から、他者との健全なコミュニケーションを取ることができず、何でも相手を従わせることができる人生を送っており、それを良しとする傲慢かつ残虐な性格になった。
女性に対しても、好きなように自分に奉仕させることができるので、仮に恋人にさせるとしてもそれはキルグレイヴの命令があってのことである。
主人公・ジェシカに対しても、とある経緯から興味を持ち、恋人兼奴隷として長い間従わせてきたが、キルグレイヴの過去を知るレヴァ・コナーズ(ルーク・ケイジの妻)からその証拠を奪うために行動により、レヴァを死なせてしまい、そのショックでジェシカは催眠から解け、その後も催眠にかけることができなくなった。
キルグレイヴは、生まれて初めて自分の能力が効かない存在となったジェシカに執着するようになり、彼女を取り戻すために無関係の人々を巻き込んで大事件を起こした。
終盤、能力を強化したものの、その源となるもの自体にジェシカが耐性を持っていた(耐性を得たのは、長期間キルグレイヴといたため)ため、結局彼女を操ることはできなかった。
最後には、無策でジェシカに近づいたため、彼女に首を折られて絶命した。
シーズン2では、ジェシカが見る幻として登場する。
余談
日本語吹替を担当した加瀬は、MCU本編でJ.A.R.V.I.S.やヴィジョン、デッドプールの吹替も担当している。
関連タグ
キルグレイブ:表記ゆれ