概要
「超人キンタマン」の主人公。
ウルトラマンがウルトラの国に帰ったのをいいことに、地球でヒーローになるべく乙女座星雲タマタマ星からやって来た自称・超人。
しかし意気込みとは裏腹に能力は貧弱で、必殺技キンタマン光線はハエの羽が焦げる程度の威力、鶏冠を投擲するキンタラッガーは吐息で簡単に跳ね返される、飛行能力は地面からぴったり30センチの高さまで浮き上がる事しかできない。
性格は怠惰で、一年に一回しか風呂に入らず衣服も洗濯しないので身につけているマントは雑巾にもならないほど悪臭を放っている。
その上ヒーローになりたがっていたわりには臆病者で事ある毎に「タマタマ星に帰る」と言って逃げ出していた。
結局ヒーローにはなれず、似た者同士のお面ライダーマンやバカラス達とドタバタ劇を繰り広げる事になってしまった。
と思われたが、アンドア・ジェニナシ(モデルはのむらしんぼ)に侵略されたバビウス星を救った事があった。
本名は「金太 満」。
キンタラッガーは設定上、季節違いの四種類が存在するらしい(通常付けているのは冬用で、春用と夏用はそれぞれ花柄と海柄。秋用は大きな落ち葉型をしている)。
好物はゆで卵二個。
また、第一話では地球からM78星雲に帰還する途中のウルトラマン本人(劇中では、「ウルトラのだんな」と呼ばれていた)と遭遇し、会話も交わしていた(おだてられ、「それほどでもあるよ」と得意げになり、キンタマンは「にくいよこの」と派手にぶっ叩く……といったやり取りをしていた)。