概要
エレキギターに取り付けられた特殊なピックアップで弦振動を拾い、シンセサイザーに接続して作成した音を出力する電子楽器。
1977年にファーストモデル「ギターシンセサイザーGR-500(音源部)」と「ギターコントローラーGS-500(ギター部)」がRolandから発売され、当時の先鋭的なプレイヤー達が入手して楽曲にも取り入れられた。
メイン画像のG-707(GR-70)は1984年にリリース。
MIDIにも対応して更なる広がりを見せた。
バンドブームの1992年には既製品のギターやカスタムモデルにも後付け可能で現行品にも連なるシンセドライバーGK-2が誕生。
BUCK-TICKの今井寿らが使用したことで人気が沸騰。プレイヤー層が益々拡大していった。
また、この技術を用いてヴィンテージ楽器の音を再現した「モデリング・ギター」も発売され、新しいユーザーたちに愛用されることとなる。