ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

通常のシンセサイザー鍵盤を押したりピックアップトリガー)経由で振動を拾って演奏を行うのに対し、ウインドシンセサイザーはコントローラーを吹き込むことにより、息の流れの強弱を電気信号に変換して音を奏でる。

例として、F1のテーマソングとして知られるT-SQUAREの『TRUTH』のメロディを奏でる音と言えば、耳にしたことがある人も多いだろう。

そのT-SQUAREのメンバーである伊東たけし本田雅人宮崎隆睦は、日本を代表するウインドシンセサイザーの演奏者である。


利点編集

管楽器の音色を鍵盤で演奏した場合、微妙な強弱やピッチの変化を付けるのが難しく、どうしても「打ち込みっぽさ」が残ってしまうことが多い。ウインドシンセサイザーを用いれば、演奏者独特の癖やリズムの揺れなどが反映され、より人間っぽい演奏を行うことができる。


また、演奏できる音色は接続先のシンセサイザーにて変更できるため、金管楽器木管楽器、またはシンセサイザー特有の電子音や果てはギターソロの音なども自由に奏でることができる。ピッチの変更も容易であるため、技術がないために高音・低音が出せないということもない。


機種にもよるが、コントローラーの操作方法はクラリネットフルートサックスリコーダーに近い)、トランペットなどに用いられる指使いの中から自由に選択できる。慣れ親しんだ操作方法であらゆる管楽器の音色が出せる魅力的な楽器である。


主な機種編集

コンピュトーン社の『リリコン』(現在は製造終了)や、ヤマハの『WXシリーズ』、ニュマーク社の『AKAI EWIシリーズ』などが有名。

特にリリコンは知名度が高く、ウインドシンセサイザーを総称してリリコンと呼ぶ人も多い。


関連イラスト編集

イラストにつけられているタグとしては、こちらより電気笛の方が多く用いられている。

おそらくニコニコ動画演奏してみた動画にて、この俗称が多く使われたためと思われる。

「ちょっと、もう少し何とかなんないの?」センシティブな作品

センシティブな作品


関連タグ編集

楽器 管楽器

リリコン EWI

電気笛 東方電気笛

関連記事

親記事

シンセサイザー しんせさいざー

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 45220

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました