概要
『ギャラクシーエンジェル』の続編で、前作の戦いにより見つけた新世界NEUEをメインとし、新しいエンジェル隊(ルーンエンジェル隊)の活躍を描いたゲームである。ただし、前作のキャラが出ない訳ではない。
ムーンエンジェル隊の出番が一番多いのは『絶対領域の扉』、一番少ないのが『無限回廊の鍵』である。『永劫回帰の刻』も最初と最後しか出ないが、どっちも感動のシーンがあったり、良いところを持って行ったりなど、恵まれている。
本作のゲームシステムは、前作の指揮モードと合体している機体を直接操作できる攻撃モードを使い分けることが可能になっている。それ以外のシステムは基本的に変わらず。
ストーリー
絶対領域の扉
英雄タクト・マイヤーズとムーンエンジェル隊の活躍によりトランスバール皇国は敵対種族ヴァル・ファスクとの戦いに勝利し、銀河の行く末を賭けた「ヴァル・ファスク」との戦闘は幕を閉じた。
銀河の中心であるEDEN(エデン)を解放したことにより、失われた技術を取り戻した人々は平行宇宙への移動の術を取り戻し、新世界NEUE(ノイエ)を発見。そこは独自の「魔法」技術により、一定の文明が保持されていた。EDENはNEUE復興支援計画を発動し、NEUEとの交流を開始。
EDENを復興したタクト・マイヤーズは新たに発見されたNEUE(ノイエ)宇宙との交流を推し進めるため、最新鋭戦艦「ルクシオール」の艦長となり、NEUEにおけるロストテクノロジー調査隊司令官に就任。NEUEで紋章機を発見し、それを運用するために「ルーンエンジェル隊」を設立した。
新世界NEUEの住人であった少年、主人公カズヤ・シラナミは抽選によりルーンエンジェル隊に選抜される。
物語は新世界の少年である主人公カズヤ・シラナミが新造戦艦“ルクシオール”に赴任してくる場面より始まる。
無限回廊の鍵
ヴェレルの叛乱を阻止したタクト・マイヤーズはNEUEをはじめとする並行宇宙の復興支援をする組織UPW(United Parallel World 並行世界連合)の設立に尽力し、長官に就任。ルクシオール艦長職を後輩であるココ・ナッツミルクに譲った。
カズヤはルーンエンジェル隊の隊長として正式に任命され、新体制が整うなかで環境はめまぐるしく変化し、カズヤたちも否応なく日々の忙しさに追われていく。
しかし、歪みは確実に蓄積されていた…。
NEUEの中にあって中心部セルダールに属さない勢力であるアームズ・アライアンス。 急速に復興を見せる世界の中で、次なる争いの火種は蠢動を開始していたのである。
永劫回帰の刻
NEUE(ノイエ)の銀河を席巻したアームズ・アライアンスとの戦いはUPWとNEUE連合の勝利に終結した。しかし、戦いの中で遥かに強大な技術力を保有する未知の文明“ウィル”の存在が明らかになり、各国の緊張は高まっていった。
アームズ・アライアンスの戦いから3ヵ月後、ウィルとの戦いにより戦死したロゼルを見舞うためにカズヤは最愛の者と彼の墓の前に来ていた。そこで彼の形見であったロケットをカズヤは受け取った。そんな中、カズヤたちルーンエンジェル隊はEDEN解放5周年記念の式典に召喚され、EDENに呼び出される。
EDEN解放5周年記念式典において旧エルシオールのメンバーはかっての制服を手に取り出席。式典において英雄タクト・マイヤーズは目まぐるしく激動する情勢において国際協力を訴え、EDENとかっての敵であったヴァル・ファスクとの友好を宣言する。
だが、式典の最終日にノアからウィルが出現する反応を感知したと言う知らせを受け、式典を中断し戦いに向かう事になる。
謎の超文明ウィルと世界の命運を左右する最後の戦いが今始まる。
主な登場人物
- カズヤ・シラナミ(CV:小田久史)
- アプリコット・桜葉(CV:稲村優奈)
- アニス・アジート(CV:花村怜美)
- ナノナノ・プディング(CV:明坂聡美)
- カルーア・マジョラム(CV:平野綾)
- テキーラ・マジョラム(CV:平野綾)
- リリィ・C・シャーベット(CV:中山恵里奈)
- ナツメ・イザヨイ(CV:榎本温子)
- ロゼル・マティウス(CV:近藤隆)
- タピオ・カー(CV:千葉進歩)