解説
第二次世界大戦期のドイツ国防軍陸軍の将校が、制帽に加工をほどこして略帽の一種としたもの。
なお、「クラッシュキャップ(Crusher cap)」とは英語圏での俗称であり(「つぶし帽」程度の意味)、正式には「野戦帽(ドイツ語でFeldmütze)」と称した。
制帽のクラウン(上部の頭部を覆っている布部分)の中にあるワイヤーを抜いて崩し、フニャフニャにさせて、更に余計な装飾や部品を省いた、扱いをしやすくした軍帽となっている。
一旦は廃止されたが、扱いやすかったためか、わざわざオーダーメイドで作り使用する将校もいたようである。
関連作品
関連リンク
軍服 (ドイツ国防軍陸軍)>軍帽>クラッシュキャップ - Wikipedia