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概要

CV:田村ゆかり

グレドーラとは、『カードファイト!!ヴァンガードG』のキャラクター。


破壊の竜神ギーゼの復活を目論む使徒の一員。

惑星クレイで犯罪結社メガコロニーを築き、怪人や兵器を生産した悪しき女王

長い年月を生きているが、自身の体を改造することにより若さを保っている。


使徒のメンバーではあるがあくまでも自身の目的を果たすためであり、ギーゼによって世界が滅ぼされた後、ギーゼと使徒を抹殺した上でクレイをメガコロニーだけの世界にしようとしている(メガコロニーごとギーゼに滅ぼされる可能性は考慮していたのかは不明)。


クレイにおける真の姿は、メガコロニーの頂点に立つ「百害女王 ダークフェイス・グレドーラ」。クレイにおける第一次文明の勃興~衰退期である「創世竜期」から存在しており(そもズー自体がこの当時に成立した最古の国家である。もう片方はドラゴンエンパイアの前身であるドラゴニア)、メガコロニーを結成した張本人。


つまりメサイアやギーゼが生まれた「弐神紀」よりはるか昔から存在しており、ギーゼを含めた全ユニットの中でもぶっちぎりの最古参である。

さらに言えば「クラン」という枠組みは弐神紀最初期にメサイアの加護により「魔法」が齎されたことをきっかけに生まれたものであり、メガコロニー自体もまた最古参のクランと言える。


カムイに敗れてディフライドを解かれ、クレイに帰還した彼女を待っていたのは、絶対的統率者である女王と、最強の戦士であるアルキデスが地球に出向いていたことで統制を失い、ネオネクタールを中心としたズー連合軍の猛攻を受けて壊滅寸前に陥っていたメガコロニーの惨状だった。


瓦解寸前の戦線を何とか立て直したグレドーラは、周囲の状況からギーゼが最終的に敗北することを見越し、メサイア側に和睦を申し入れ使徒を離反。

その結果なのかメガコロニーは天輪聖紀に至ってもストイケイアのアウトロー組織という形で健在だが、グレドーラ自身がどうなったのかは不明。

「悪逆非道?のモスガール メープル」によれば、グレドーラの存在は天輪聖紀においても「メガコロニー伝説の女王」として有名らしい。


仮にこの時代でも健在であれば、それこそクレイの歴史の全てを見て来た生き証人となる(同じく無神紀以前から健在の「ドラゴニック・オーバーロード」は力をすべて失って抜け殻同然となっている)。


使用デッキ

メガコロニーの女王を名乗るだけあってグレドーラ自身を軸にした【ダークフェイス】を使用。

序盤は相手のコールを封じた後「毒鎌怪人 オーバーウェルム」に超越し、主力となる「威圧怪人 ダークフェイス」を出し、相手の1列のスタンドを封じた後、オーバーウェルムの効果でレストしている数だけドローして、手札を補充して攻め込む。


最後の詰めでは、グレドーラ自身のライドフェイズ開始時に相手のカウンターブラストを妨害しつつ自分はカウンターチャージを行い、「死苑のゼロスドラゴン ゾーア」を究極超越して勝負を決める。


相手ターンでは、自ターンオーバーウェルムで増やした手札とGガーディアンで防ぎ切り、次の自分のターンでゼロスドラゴンを呼び出すための準備を整える。


ユニットとしての性能

旧ルール(プレミアムスタンダード)版

グレード3のノーマルユニットであり、パワーは11000。

能力は二つあり、一つは超越時に発動する「ストライドスキル」と呼ばれる自動能力。これはカウンターブラストを支払うことで、相手の縦列一つを選び、次の相手ターンにその縦列へのコールを封じるというもの。

「魅了怪人 スイートカクテル」などのスタンド封じ(俗称「パラライズ」)と合わせることで、相手の攻め手や展開を大きく阻害できる。


もう一つはライドフェイズ開始時、ソウルブラスト1を払い、相手のダメージゾーンを1枚裏にし、自分はカウンターチャージを行う自動能力。

多くのカードのコストとなるカウンターブラストを削れるため、こちらも相手の動きに大きく制限をかけられる。特にダメージゾーンを第二の手札として運用するエンジェルフェザーデッキに対しては大きく刺さる。


新ルール(Vスタンダード)版

こちらでも登場。

パワー12000、グレード3のノーマルユニット。

能力は旧ルールから様変わりしており、一つはカウンターブラストを払うことで、相手のリアガード2体に暗黒繭マーカーを置く起動能力。

このマーカーが置かれたユニットはパワーが元々の数値分下がる(つまり0になる)上、能力も失い完全に無力化される。しかし、だからと言って重複コールなどで退却させると、こちらが同じグレードのユニットを手札に加えられるため、放置して攻め手を捨てるか、盤面を整える代わりに相手の手札も整えるかのいやらしい二択を迫ることができる。


二つ目はアタック時にリアガードを1枚退却させることで、山札のグレード3をスペリオルコールし、そのユニットと自身のパワーを+10000する自動能力。

シンプルに攻撃回数が増えるが、最大に生かすならば登場時に誘発する自動能力持ちを選びたい。

「強毒怪人 ヘルデマイズ」とは相性が良く、あちらの自動能力でさらにリアガードをスタンドできる他、同じ縦列の相手リアガードのスタンド封じもできる。

また「G Z」でも背景設定でも縁が強い「威圧怪人 ダークフェイス」ともなかなか相性が良く、こちらは手札コストこそあるが、登場時に暗黒繭マーカーを置いたうえで、ヴァンガードへのアタック時にマーカーの置かれたリアガードを退却させ、そのグレード×5000のパワーを得ることができる。このため相手にガーディアンを浪費させることが狙え、暗黒繭マーカーによって手札を整え相手の攻撃に備えるという攻防一体のコンボとなる。


なお、「G Z」における使徒の内、Vスタンダードに登場しているのはグレドーラのほかにはヴァレオス、ガスティール、カオスブレイカー、ダークフェイスだが、このユニットとダークフェイスは他の使徒と異なりイマジナリーギフトアイコンを持っている。

2018年版の世界にはギーゼがいないため弐神戦争の顛末は不明だが、「G Z」で最後までギーゼのために行動した三人と異なり、メガコロニーはメサイア側と和睦しているためクレイの祝福であるイマジナリーギフトを奪われなかったのだろう。


関連ユニット

罪魅女王 ダークフェイス・グレドーラ

プレミアムコレクション2019で登場したグレドーラの新たな姿。

能力はヴァレオスと同じく通常のグレドーラのアッパー版で、一つ目はターン1回のみ、カウンターブラストとGブラストを行うことで、次の相手ターンのスタンドフェイズでのスタンドを封じ、手札以外からのコールも封じるというもの。

基本的にコールは手札から行うものだが、各種能力による山札・ドロップゾーンからのスペリオルコールはもちろん、Gガーディアンによるジェネレーションガード、一部守護者によるクインテットウォールも封じるため、妨害範囲は意外と広い。

百害女王のストライドスキルと合わせれば、縦列一つのリアガードがスタンドできない・コールもできないという雁字搦めに陥り、相手の攻め手が実質半減する。


二つ目の能力はVスタンダード版のグレドーラの下位で、アタック時にソウルブラストを1払うことで、山札からグレード3を1体、パワー+10000してコールする自動能力。

グレドーラ自身のパワーは上がらないが、Gユニットゆえに25000ラインは超えているためそこまで問題にはならない。

この時呼ぶのはVシリーズ版の「デスワーデン・アントリオン」がベスト。コストは重いものの、守護者封じとクリティカル・パワーの増加を得るため、一つ目の能力によるジェネレーションガード阻害と合わせてフィニッシュに持ち込みやすい。

「死苑のゼロスドラゴン ゾーア」との相性も良いため併用が自然にできるのも◎。


Gユニットはユニット達の未来の可能性の顕現であるが、正道に立ち返った未来があるヴァレオスに対し、グレドーラの場合は何も変わっていない。良くも悪くも創世期から天輪聖紀に至るまでスタンスが一貫していると言えるだろう。


関連イラスト

グレドーラ


関連タグ

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