概要
CV:立花慎之介
アリア商会の会長であり、主人公のリーシェの1度目の人生で師匠となった人物である。
プロフィール
性別 | 男性 |
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誕生日 | 9月14日 |
星座 | 乙女座 |
血液型 | O型 |
身長 | 181cm |
本編開始時の年齢 | 26歳 |
人物
容姿
褐色肌で、寝癖により髪は跳ねていることが多い。垂れ目で泣きぼくろがある。微笑みは『大人の色香が漂う』と言われている。
性格
酒と女にだらしない性格であり、商会員によると、美人によく騙されるらしい。
能力
物の真贋や人物を見抜くことは得意である。一度目の人生においてリーシェに声をかけたのも、彼女の身につけていたドレスが高級品であり、高い身分で、真贋を見極めることができる人物と考えたためである。慎重である一方で、一か八かの賭けも好きな一面もある。「客に選ばれる商人になれ。自分を介してしか得られない商品や価値を提供しろ。」「一流の商人は客を選ぶことができる。」が口癖である。
経歴
本編開始前まで
本編開始の2年前にアリア商会を設立している。リーシェの婚約破棄の時はちょうどエルミティ国を通過し、隣国にある本拠地に帰るところだった。
リーシェの一度目の人生において
彼女の「商人」としての師匠である。リーシェが家から追い出されて彷徨っていたときに声をかけ、商会員として一緒に旅をした。この時に各国の王族とも取引をしている。後にリーシェの先輩による損失分取り戻すことを課し、応えたリーシェを商人として独立させた。独立前にリーシェが偽物のサファイアに騙された時は大笑いしていた。
過去6度の未来において
アリア商会を世界最大規模に成長させている。今後広げていく人脈や商いのルート、商品を開発する職人・仕入れ先の情報は途方もないものになる。
本編での動向
リーシェの「アリア商会から婚姻の儀の品を仕入れたい」との希望を受け、アルノルトより呼び出しを受ける。ただ、彼女に会ったときに命がけの覚悟を見抜き、顧客よりも取引先として付き合うことが妥当だと判断する。そのため、一度商談はなかったことにされた。
その後、真意を見抜き、城から抜け出してきた彼女に、部下達を酔い潰された。(リーシェによると、1度目の人生で部下達との飲み比べに勝ったときと同じ唖然とした顔をしていたとのこと。)その際に1週間以内に商いを提案することを彼女から示されている。その際に宿酔の薬も渡された。その後、皇太子妃として彼女から「貧民街からの雇用から顧客を作り出す」を提案されるが、未熟さを指摘する。ただ、ある情報を彼女が出したことで、彼女への協力を約束することとなった。
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以下ネタバレ注意
家族
アリア・タリー
年の離れた妹で、本編の時点では10歳。しっかり者で、好奇心旺盛な少女。幼い頃から呼吸器系の病気を患っており、各国でケインが飲み歩くのは、その土地で医者などの情報収集をするためである。作者によると妹の名を商会名にしたのは、妹を大事に想っている兄の匂わせである。商談で、リーシェから彼女の病気に効能がある薬の情報を提供され、貧民街にも家族を思い合う人々がいることを諭される。また、薬の情報を無条件で提供されたことで、貧民街のことなどどうでも良いと思っていた傲慢さを恥じ、リーシェに協力することとなった。