概要
国連安全保障軍が開発した対ヘテロダイン用巨大ロボット兵器。直球過ぎるネーミングと軍仕様らしいミリタリーカラーが特徴である。
元々はダイ・ガードの試作フレームを流用して作り出したダイ・ガード2号(または0号)とも呼べるロボットであり、基本スペックは分離合体機能がない以外はダイ・ガードと一緒である。21世紀警備保障との連携に限界を感じた安保軍が独自に使える戦力として投入したもので、ダイ・ガードに劣らぬ成果を上げている。
ダイ・ガードとの最大の違いはとかく予算に制限のあるダイ・ガードと違って、コクボウガーは軍由来の潤沢な予算がバックに付いているところである。また、純粋な軍事組織が扱う機体である為、重火器等の装備の制限も緩和されている(劇中では腕部に装備されたミサイルを使用している描写がある)。
当然と言えば当然だが、ダイ・ガード用の「アホウドリ」よりも大型の航空輸送機や地上運搬等のサポートも安保軍が全面的にバックアップしているため、ダイ・ガードよりも広範囲で多角的な活動を展開できるという強みがある。
機体のスペックよりも、機体を運用している組織の力で差が出るという変わったリアリティを演出しているロボットと言えるだろう。