概要
平民と王女の関係でありながら幼なじみであり、元砂砂団のリーダーと副リーダー。
今現在、コーザはアラバスタ王国環境大臣という地位に就いており、アラバスタ王国王女であるネフェルタリ・ビビとの婚姻の伏線かとファンの間で噂されている。
コーザはネフェルタリ・ビビのことを"ビビ"と呼び、ネフェルタリ・ビビはコーザのことを"コーザ"あるいは"リーダー"と呼ぶ。コーザが4歳上。
二人の出会い
13年前のアルバーナ宮殿内の廊下にて。
「なによっ 泣き虫!!」
「何だチビ お前……!!」
という会話が二人の初対面である。
その後、ケンカをした二人はコーザの勝利でひとまず決着がついた。
砂砂団のリーダーと副リーダー
二人のケンカから暫くして、どちらが砂砂団のリーダーに相応しいかという事で決闘をする事になる。接戦の末、またしてもコーザの勝利となるが、コーザはビビのお姫様とは思えぬ度胸を認め砂砂団の副リーダーに任命する。(その一部始終を岩陰からこっそり見ていたコブラとイガラムは「ビビに友達が出来た」と喜んでいる様子であった。)
王女誘拐未遂事件
そんな最中ビビの誘拐事件が起きてしまう。「死んでも守れ!!!"砂砂団"!!!」というコーザの言葉を胸に必死で止めようとする砂砂団だったが、大人には敵わずコーザを残して全滅してしまった。
必死に逃げるビビだったが、ついに見つかりもうダメかと思われた刹那、間一髪コーザがビビを助ける事に成功する。しかし刃物を取り出した誘拐犯がビビを渡すように要求するが、それに臆する事なくビビを背にして勇敢にも立ち向かっていき、見事に誘拐犯の一人を倒した。コーザの左目の傷は、その際に負傷して付いたものである。(なお、ビビを命懸けで守ったのはコーザが初めてだった。)
全てが終わった後、「死んでも守れ」と言ったコーザに対してビビは「…死ぬなんて言わないでよ リーダー…!!!」と言いながら涙をこぼした。子供心ながらに友達を失う事が恐かった様だ。
反乱中
反乱軍のリーダー、そして仲間と共に反乱を食い止めようとする王女。そんな二人は、すれにすれ違ってしまう。おそらくこの二人で一番印象深いシーンは巻二十の第182話"怒号"だと思われる。
ビビの「リーダー!!!!」という叫びにコーザは気付きながらも、気のせいだと思いビビの横を通り抜けていくというシーン。あのすれ違いで心が締め付けられたファンは多いのではないだろうか。
反乱後
トト親子と王女御一行は共に温泉に入ったりと(扉絵シリーズ参照)いわば家族ぐるみでの付き合いが続いているようである。
二年後
コーザは立派な環境大臣になっており、ビビは麗しい王女になっている。二年後になってからの二人の絡みは全くないが、今後に期待したい。