概要
"存在することは罪にならねえ!!!"
何かと接点・共通点が多く、麦わらの一味の中でも年長組で知識人な面を持つ二人である。（もっとも思考回路は一味の中でむしろぶっ飛んでいる二人だが…。）
また、加入時期（ロビンは本当の意味で"仲間"となる時期）が同じであり、後述にあるように運命的な出会いをした二人でもある。
ウォーターセブン編
ともに世界政府によって大切な人・物を失った過去を持つこの二人について、深く掘り下げたのがウォーターセブン編である。
ちなみに、あるひとつの出来事の中で同時に二人に焦点が当てられ、その過去が語られたのはこの二人だけである。
それは偶然ではなく、二人がともに持つある"危険因子"が原因であった。
それぞれ「プルトン」という、世界を滅ぼしうるほどの古代兵器を呼び起こせる術を持っている二人はほぼ同時に世界政府に捕らえられてしまう。ロビンは自らを犠牲にしてルフィたちをバスターコールから守ろうとするが、ルフィたちの決死の思いを受け止めて、ともに航海したいという本心を打ち明ける。フランキーは当初麦わらの一味と敵対していたが、そんなルフィたちとロビンの思いに感動して一行に協力することに決めた。
一連の戦いの中で、フランキーは"悪魔の子"として世間から忌み嫌われていたロビンに「存在することは罪にならねえ!!!」と諭した。これは彼の師匠が彼に説いたことでもある。
その後は銃弾からロビンを守ったり、逃走するための船を一緒に奪ったりなどの活躍をした。
見事に二人が世界政府から救出された後、ロビンは本当の意味で麦わらの一味の一員となり、フランキーはサウザンドサニー号をルフィたちに託した後少々強引な勧誘によって麦わらの一味の仲間となる。
世界を脅かすほどの危険要素をもつゆえそれぞれ悲惨な過去を生きてきた二人が、同じ時期に同じ敵に狙われ、互いの境遇を知って共闘し、それぞれの夢をかなえるために同じ船に乗ったことはまさしく運命的なものであろう。
ホデュアーーーーーーっ!!!!
ちなみにフランキーを仲間にしようとする際、ロビンは普通なら誰もやらない（やってはいけない？）非常に痛い一撃を食らわしている。よりによって一味で一番下品なイメージのないロビンが食らわしたためにその衝撃も大きかったはず（読者の）。ゆ、許さんぞ作者…。
よいこのみんなはまねしないでね！
この時ロビンはフランキーに対し、「"宝"を目前にした海賊に『手を引け』と言うのならそれなりの理由を言ってもらわなきゃ引き下がれないわよ」と言っている。
そう、ロビンにとってフランキーは"宝"なのであり、彼女もまたフランキーに仲間になってほしかったのである。でもその"宝"の大事な部分をつぶしながら言うのはやめてあげてロビンちゃん！
その後
スリラーバーク編では二人でゾンビ軍団と戦ったり、２年後にロビンが初めて再会したのがフランキーだったりと、何かと二人がセットになる場面が多い。
また、ロビンはしょうもないことで怒ることがあまりないが、なぜかフランキーに対するツッコミは厳しい。あの一撃といい、割と年が近いため色々とやりやすいのであろうか。
自然現象や世間のニュースなどに対してはナミとともに解説役に回ることが多い。
また、麦わら海賊団を家族に表すと
父：フランキー(チンピラ)・母：ロビン
であるらしい（SBSにて）。言わば麦わらの一味の保護者的ポジションである。
ゾウ滞在時にはブルックと共に、ルフィやゾロにできないであろう非情な決断を下す立場になった事もある。(取り越し苦労に終わったが)
バーソロミュー・くまによって一味がバラバラにされた際、ロビンが着ていた奴隷服に「3926」と数字（奴隷を管理するための番号？）が入っていた。これに対しフランキーの誕生日3/9とロビンの誕生日2/6が並んでいるのではないか？という憶測がある。果たしてこれは偶然なのであろうか…。
パンクハザード島ではローの指示により、ルフィ、ロビン、フランキーの3人でシーザー・クラウンを誘拐しようとするも、シーザーのガスガスの能力によって逆に捕われてしまう。その際昏睡状態からの回復が一番遅かったフランキーは、眠っている間ロビンに膝枕をしてもらっていた。サンジが聞いたらさぞ羨ましがることであろう…。
ちなみにその時、捕われていた全員が鎖で縛り上げられていたので、どうして膝枕の体勢になってしまったのかは不明。偶然ならば運のいい男である。羨ましい…。
また、ロビンはローの能力でチョッパーと入れ替わったフランキーに対し、「チョッパーの姿で喋らないで」と2度も注意していた。
さらに映画「FILM Z」においては、フランキー将軍の掌にロビンが乗るシーンも描かれている。ちなみにこのとき、他のメンバー（ウソップ、ナミ、チョッパー、ブルック）は自力で走っていた。
関連イラスト
二年後
