概要
ピクミン3の主人公アルフ、ブリトニー、チャーリー達の出身惑星。
住民全体の気質としては衝動的で計画性が全くなく、空腹と言った欲望を殆ど我慢できない。
約25周年周期でベビーブームが起こるらしく、この星では兄弟姉妹や親族の多い大家族は、さほど珍しいものでは無い模様。
また極度の偏食家が多く、必須栄養素の「ピコミンU」を含む果実の果汁を主食とし、それ以外の食料は食べないらしい。
同星では相当食い意地の張っているブリトニーはホコタテ星の野菜を食べてみたが、コッパイ星人の口には合わないと判断した程。
結果、発展した科学文明の割に、他の惑星とは異なり料理の文化があまり発展しておらず、物を咬むという習慣も無かった為、歯や顎の力が弱く硬い物を食べるのが苦手。
農作という概念も悠長と根付いておらず、一帯に自生している植物を食べ尽くしては、別の土地に移住する事が当たり前らしい。
故に第五次ベビーブームによる人口の爆発的な増加で、遂に食料自給率が底をつき食糧危機に瀕してしまった為、資源を求めて無人探査機「スパロウ」を全宇宙に放つ(ゲーム中のムービーでは5機だけだが、公式サイト『ピクミンガーデン』によると、実際には最低でも713機は放たれている)。
資源捜索のスキャンは難航し諦めかけたものの、最後に残った713号機がPNF-404を発見。『3』の物語が始まるのだった。
酸素を猛毒としているホコタテ星人と異なり、惑星の大気に酸素を含んでいる(ピクミン達のいるPNF-404と比較して1/3程度と低濃度ではあるが)ため1の時とは違い生命維持装置のバッテリー切れによる調査続行不可能という事態にはならない。
一方、我慢の効かない気質により、食料が尽きると即倒れて調査続行不可能(ゲームオーバー)になってしまう。安全地帯で寝ていたブリトニーはともかく、原生生物の腹の中に数日間いたチャーリーが空腹に苛まれずに済んだ理由は不明。恐らく宇宙服をスリープモードにして冬眠状態となる事で空腹にならないようにしていた可能性がある。
ピクミン4ではアルフ達は未登場だが、彼らの関係者と思わしきドン・ベルマン、ヨーク、スパニエルが登場している。また、公式サイト『PIKMIN GARDEN』によると、4の主人公の出身惑星であるカルタ星とは姉妹星の関係にある事が判明している。
言語に関しては両惑星で共通しているのか、翻訳機能を介しているのか、はたまた英語のような共用言語が存在しているのかは定かではないが、ホコタテ星人を含む他の惑星の人間とのコミュニケーションには特に支障が発生していない。
名前の元ネタはかるたの別名・骨牌から。