分類
通称 | オオバケカガミ |
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和名 | オウモンコガクレ |
学名 | Tectupervus pteromys |
科目 | オウモンガ科 |
重さ | 15 |
増える数 | 50 |
弱点 | 光 |
解説
『ピクミン3』に登場する「迷いの雪原」のボス。
真っ暗な洞窟に生息する、蛾ともコウモリともつかない不気味な大型原生生物。
低空を羽ばたいて飛行し、住処に入り込み頭の誘因器官に誘われた生物を吸い込んで捕食する。
暗闇に適応進化した生物であり、暗闇の中では表面の色素胞が弱い光を屈折させて透明化して身を隠す。そうして無敵状態にもなれる為、闇の中でこの生物と戦うのは極めて困難である。
その分光に極めて弱い嫌光性であり、ヒカリキノコ等の明かりがある場所には獲物があろうが近寄らず、電球等の強い光を受けると怯んで倒れ、透明化も解除される為攻撃できるようになる。しかし振り払う時に毒の鱗粉をふり撒くため油断は禁物。
劇中では暗闇のなかでアルフ達をじわじわと追い詰めるが、黄ピクミンが洞窟にあった巨大な電球を点灯させた事で状況は一変。暗闇が全く無くなり、パニックで飛び回った結果、光源である電球に激突して力尽きた。
冒頭にてチャーリーを捕らえており、また「ハナシズクノミ(マンゴー)」も蓄えていた。
何日もその体内にいたチャーリーは身体が臭ってしまったらしい。本人はあまり気にしていないがアルフは少し嫌がっており、ブリトニーに至っては消臭効果があるとされているカボストニタリヨタリ(ライム)の果汁をかけようとしていた。
ちなみに光を嫌い洞窟で暮らす生態だが、暗闇で進化した生物の特徴(目の退化や体の白色化)が見られないため、正確にはコウモリのように夜間に地上に出て行動する好洞穴性の生態と考えられる。
ボスの中ではラスボスを覗けば唯一専用のBGMを持っている。
ルーイメモによると「丸ごと揚げて食べる。産卵前のメスはプチプチした食感が最高」とのこと。
コカガミ
オオバケカガミの幼体で、住処の中に設置されたタマゴから無限に産み落とされる。
羽が未発達なため飛行能力は持たず、コチャッピーのように地面を集団で歩き回りピクミンを捕食しようとする。『3』初めたての初心者に、暗闇の中で知り合ったばかりの黄ピクミンを食い荒らされる洗礼を与える存在でもある。
しかし成体以上に嫌光性が強く、暗い環境でなければ急速に弱り自然に死滅する。一方で光量の差か特定の波長の光にのみ弱いためか、アルフたちの宇宙服が放つビーコン光には特にダメージにならない。
ベビーチャッピーよろしく死体は残らずに、目玉と産毛を散らせて破裂するというエグい死に方をするが、これは成体が擬態に使っている色素胞が幼体には過剰な酵素を分泌しアポトーシスを引き起こしているから。
ルーイメモでは上記の生態からか「闇鍋の具材に」の一言。
コカガミの卵
オオバケカガミが巣の中に産み落とした繁殖器官(卵嚢)で、一つにつき5匹ほどコカガミを産むが、周囲のコカガミが20匹になるか潰さない限りコカガミを無限に産み続ける。
20匹以上に増えない理由は、コカガミ達の放つフェロモンの濃度が一定以上になるのを察知するためであり、食料の少ない地下に適応した個体調整機能とされる。
明るい中ではしぼんで産まなくなり、潰すと大地のエキスを数滴まき散らす。
ルーイメモ曰く、「卵の中身は取り出さずそのままいただく。口の中でトロッと溶ける感じが最高。」とのこと。