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概要編集

HIGH&LOWに登場するメインキャラクター。物語の中心となる組織:山王連合会総長。また、ムゲンの元メンバー。

本名 緋野 盾兵(ひの じゅんぺい) 演:岩田剛典


人物編集

基本的な性格は冷静沈着で仲間思いで面倒見がよい。チハル曰くチームと山王街を守る意思は誰よりも強い。ムゲンに所属していた頃はヤマトほどではないが血気盛んかつ饒舌で感情表現豊かであり、ヤマトと口喧嘩をしたりそのたびに龍也にたしなめられることが多かった。


プロレスファンだけあってアントニオ猪木を崇拝しており、メンバー入りする際はコブラが崇拝するアントニオ猪木のを分けてもらう儀式を行うのが通例となっている。クールな反面かなり酒癖が悪く、酔うと仲間にも悪絡みしてくる。プロレス雑誌を持ってトイレにこもることがある。

ムゲン時代に自分が(恐らくプロレス)デビューした時に備えてサインの練習をしていたこともあるが、周りからはダサいと不評を買っており、デザインのセンスは良くない。


ナオミの発言から憎しみの連鎖を断ち切る事に力を入れるようになり、喧嘩の勝ち負け以外で争いを止めるスタイルを貫くようになる。全編にわたり最後の決着をつける際は話し合いや説得での解決を目指して動いており、幾度も衝突した雨宮兄弟にもヤマトと違い敵意を見せることもせずに依頼を快く引き受けて笑顔で見送ったり気の置けない仲のように接しているなど度量の大きさも端々に見せる。しかし、前述のムゲン時代の兄貴分の死や親友が道を誤ったことの心の傷は根深く、永きに渡って自身を悩ませていくことになる。


リーダーとしての器編集

リーダーの器はあるが、ムゲン時代の悲劇から過去にこだわりすぎる考え方や先ばかりを見据えようとする言動が強く、現状を読み切れず判断を誤る、敵からの報復を受ける可能性を忘れて事態の解決を急ぎ過ぎたり頭で考え過ぎて行動に移れない傾向もある。また、争いを止めるためにはヤマトと共に汚れ役を買って出ることもあるが、そのせいで生じる汚名を拭うことや周りへの説明を後回しにしてしまい誤解や反発を招くことも多く、九龍グループ・張城などの奸智に長けた勢力に出し抜かれやすい一因となっている。


コブラ自身は戦うことの必要性と目先の利益に捉われてはいけないと諭すが、衰退していく山王街についてダン達から問われては「何とかする」の一点張りで打開策も見出せず、昔の街並みにばかりしがみつく姿や現状を解決したい気持ちを否定するような物言い、周りの意見を聞かずに強引に事を進めようとする姿から反発を招く結果となり、ダンやテッツたちにも愛想を尽かされてしまう。


ちなみにシーズン2の時点のコブラはムゲン時代において周りの意見を聞かずに無理矢理チームを中身の無い巨大なだけの集まりに拡大し続けている琥珀に疑問を抱いたり、ノボルが家村会を抜けたせいで車にはねられてしまい、これを機に犠牲者はもう出したくないという理由から戦わない姿勢でいるなど常に争いごとに消極的であったが、何故かMOVIE2以降ではやたらと抗争や他のチームと力を合わせることに力を入れたり、向こう見ずな姿勢が強調されており、さりげなくだが矛盾が生じている(早く九龍を潰したかった本音もありそうだが)。


また、自らの力量と周囲の心中を顧みない「今はどうにもならなくとも、とにかく動けばなんとかなるはず」という脳筋じみた悪癖も目立っており、仲間や他勢力からの怒りや顰蹙を買ったり痛い目に遭う事態も多い(特にMOVIE2以降)。ムゲンが健在だった頃も同じ振る舞いをしていたかは不明だが、恐らく琥珀または龍也がその責めを請け負っていた可能性が高く、MOVIEのコンテナ街の抗争も雨宮兄弟の乱入のおかげで乗り切っている。

しかし本人は「今までなんとかなってきた」(実は兄貴分やライバル達が何とかしてきたおかげだが) 一部の成功体験によりこうした事情には気付いておらず完全に無自覚または「自分は状況を打開出来る力がある」と誤認している節すらあり、これが前述の「同じ事(間違い)を繰り返している」原因でもある。


しかし、コブラの行動が無ければSWORDが団結しなかったことも事実であり、争いを良しとせず仲間を守りたい彼の性格故のものであるため、改善が難しいものでもある。龍也が存命して琥珀が姿を消さずに指導を受けていれば『MOVIE2』以降の展開はまた変わっていたかもしれないが、この点はヤマトやノボル、ダン達DTCとも話し合えば改善していけるだろう……。


戦闘力編集

通常の立技の格闘スタイルにプロレス技を絡めて戦うスタイルだが、次第に前者の戦い方が多くなる。初期は赤いマフラーも使っていた。


劇中の活躍編集

  • ドラマ

第一話から主人公格のキャラクターとして登場。

鬼邪高校で揉め事を起こして居場所が無くなり山王連合会に入れてほしいと頼むチハルを拒絶するが、ヤマトの行動やチハルの覚悟を見て考えを改め、村山に戦いを挑む。この辺りのコブラはまだクールでドライな印象が多く描かれている。その後、SWORD同士の争いを止めることと、ノボルが戻って来るためにヤマトと共に奔走する。


  • MOVIEからRED RAINまで

コンテナ街の戦いではDOUBTとMIGHTYWARRIORS相手に先陣を切り、九十九、ヤマトと共に琥珀と対決して抗争を終結させた。

RED RAINでは雨宮兄弟に協力し、ITOKANを貸し切りにして成瀬愛華を匿う。


  • MOVIE2

MOVIEに引き続き主人公を務め、SWORD協定を結ぶために奔走する。しかし、ダン達のことはそっちのけにしている場面が多く、チーム内で分裂を起こしてしまう。余談だが、メンバーが仲違いしてその後の戦いに参戦しないチームは全編を通して山王連合会だけである(鬼邪高校でも全日制は戦いに参加させないと決められたが、こちらは村山の宣言によるもの)。


黒白堂駅の戦いではヤマトとノボルを含めた少数のメンバーと共にロッキーの危機に駆けつけて、プリズンギャングのジェシーに挑む。ジェシーとの戦いでは実力が拮抗状態ながらも他のSWORDのチームが加わったことで盛り返していくが、ジェシーとMIGHTY WARRIORSとの関係を知らなかったことが災いして形勢逆転を許してしまう(なお、解説では勝負互角と言われていたが、ジェシーのほうはまだ底力を見せていない可能性もあり、互いの実力差はまだ断定できない)。さらに途中から九龍の一角である善信会が乱入してきたこともあり、ジェシーやICE達にも一方的に戦いを打ち切られ逃げられてしまう(他のMIGHTYのメンバーも全員ジェシーの救出のみに動いており、コブラのことは全く眼中に入れていなかった)。


  • MOVIE3

自分達に屈することを強要する善信吉龍に「これが答えだ」と蹴りを入れるが、軽く受け流されて意趣返しとばかりに同じように蹴り返されて、九龍によるSWORD壊滅行動の引き金を自分で引く形となってしまう。さらに山王街とチームも壊滅して対立していたダン達も負傷し、彼らからも「もっと仲間のことも考えろ!」「間違えたことをしていてもお前を信じて着いて来てる仲間がいることを忘れるな」と激しい怒りとコブラ(とムゲンのメンバー)にとって最も痛烈な言葉をぶつけられてヤマトとノボル共々完全に見放され、焦燥から自棄になって九龍の克也会に闇討ちを仕掛けるが、あっさり返り討ちにされてしまう。


捕まった挙句苛烈な拷問を受け、生コンクリートを飲まされそうになったが、琥珀と九十九に救出された。街もチームも無残に破壊された上にスモーキーも救えず、琥珀や雨宮兄弟からも厳しい目で見られて自分の未熟さを痛感するが、ヤマトとノボル、他のSWORDのリーダー達、離れていたダン達が戻ってきたことを見て再び立ち上がり、最後の戦いに挑む。

決着後は九龍の会長の前に現れて勝利宣言し、今度こそ次に進むことに決意を新たにした。



関連タグ編集

HiGH&LOW 山王連合会 雨宮兄弟 ジェシー

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