ゴモラとはスクウェア・エニックスから発売されたRPG。ルドラの秘宝の登場人物である。シオンの章及びサーレントの章に登場し、同一人物であるが、その役割は大きく異なる。
各章での役割
シオンの章
シナリオのラスボスとして登場。
人間族を滅ぼす次期ルドラを倒すためにシュミセンを訪れたシオンの前に突然現れ、次期ルドラとシオンを引き合わせて戦わせた後に、自らがルドラを創り続けていた創造主であることを明かした。
滅びと再生のプロセスを止めるために戦うシオンにとっては、システムの管理者たるゴモラは正に倒すべき最終目標であり、ゴモラの最終目標も自らをも倒す戦士を作り上げることにあったため、シオンと決戦を繰りひろげることになる。
通常のボスキャラとは異なる特徴として、戦闘中に、『まどうし』『やみのせんし』『すいりゅう』という3体のしもべを召喚してくる。
一体倒されるごとに次が召喚される連戦形式で、ゴモラも戦闘に参加するため、結果として二人のボスを相手にすることになる。このとき後方のゴモラも攻撃対象として選択可能だが、実はしもべが召喚されている間はゴモラ本体は一切ダメージを受けない。これに気付かずにゴモラに集中攻撃を続けても永遠にゴモラは倒せない。
ゴモラ本体は陰属性の言霊を唱えるのみであるため、ゴモラだけにすればそれほど苦労はしないが、ダークネスエイジという初見殺し的威力の特殊攻撃を隠し玉としてもっているため油断ならない相手。
サーレントの章
物語中盤に死んでしまったサーレントがハウゼンとクルガンに騙されて妖刀に封印された後に、日の光で冥界に戻された際に出会う謎の存在として登場。サーレントがハウゼンのことと、自らに埋まったジェイドについて話すと、やってもらいたいことがあると告げて、サーレントに仮の肉体を用意する。
それ以後は完全にサーレントのサポート役となり、一つ目の肉体が失われると日の光に対処した代わりの肉体を用意してくれる他、話しかけると完全回復してくれる。
自分から正体を明かすことはないが、サーレントの質問した内容には隠すことなく答えてくれる。
進化をみまもるもの
その正体は、四勇者の一人であるミトラによって創造されたガフの間の管理者であり、歴代のルドラとラゴウ石を生み出した存在である。
強い種族を生み出すことを使命に生み出されたため、忠実にその任を実行しているに過ぎず、種族の滅びと再生を繰り返していることには、悪意も善意もない。感情も皆無のようであるが、目的達成
を喜ぶ気持ちはあるようで、シオンに倒された際は、「すばらしい」と感嘆と敬意の言葉を述べている。
ガフというこの星の生命の循環を司るエネルギー体を操ってルドラを生み出す特別な能力を持っているが、シオンやサーレントと同じくガフから生まれた存在であるため、シオンに倒された後は満足してガフへとかえっている。
ウサギ
ドット絵では顔の細かい描写が分からない上耳(?)の部分が垂直にとがっていることから、ゴモラ=うさぎさんの顔というイメージで見ているユーザーもいる。(そして公式イラストのグロさでショックを受ける)
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別名・表記ゆれ
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