作詞:椎名慶治
作曲:永谷喬夫、椎名慶治
編曲:SURFACE
概要
SURFACEの8thシングルで、2000年4月26日にマーキュリー・ミュージックエンタテインメントよりリリースされた。
前々年にリリースされた1stシングル「それじゃあバイバイ」に続き、フジテレビ系テレビドラマ『ショムニ』(第2シリーズ)のオープニングテーマとして起用され、後年発表された「CHANGE」(ベストアルバム「Last Attraction」収録曲)のコーラス部分にも、本曲のタイトルを引用した一節が盛り込まれるなど、SURFACEを代表する曲の一つともなった。
オリコンチャートでの最高順位は週間13位。これはSURFACEが出したシングル曲としては、前年にリリースした「なあなあ」「君の声で 君のすべてで・・・」に次いで3番目に高い記録でもある。
永谷が製作したデモテープの「キャッチーさ」を受け、椎名が「さらに下品に味付けしていく」形で作られていった一曲で、既にタイアップの決まっていたドラマ側からは、「とにかく一人称な歌詞にはしないでくれ」との注文もあったという。
PV映像は、100人以上のエキストラを動員して撮影が行われており、映像の中で椎名が見せる踊りについては、撮影当日に監督からの注文で椎名が即興に近い形で振り付け(メイン画像も参照)を考案している。このPVは2ndアルバム「Fate」のCM撮影とも同時進行で行われており、当初0時頃終了だった撮影は最終的に翌朝7時頃まで押した上、夜半から大雨になるなど、椎名をして「SURFACEのPV撮影で最も過酷な撮影だったのでは?」と言わしめる程であった。
同時収録曲は、永谷の作編曲によるインストナンバー「samurai mania」と、「まだまだ -transit mix-」(1stアルバム『Phase』収録曲のリミックス版)。この頃の椎名は、先に出したシングル「ヌイテル?」にて覚えた喉の違和感を悪化させつつあり(※)、喉の負担を減らすべく何か歌わずに済む打開策の一環として、SURFACEとしては初となるインスト曲やリミックス版の収録が考案されたという経緯がある。
この喉の状態悪化は、前出の「Fate」製作終了後の時点で「「SURFACEの椎名慶治としての声」で歌えないかもしれない」という深刻な状態にまで達しており、結果治療に専念すべくこの年の夏に予定されていたツアーも白紙とする形で、2ヶ月の休養・入院生活を送ることにも繋がった。