1960年代末~1970年代前半に流行したサイケデリックな映像を表現したアニメーション。これから転じて新潟総合テレビ(NST)が開局した1968年からスタジオを新潟市へ移転した1991年まで使用していたオープニングとクロージング(局名告知)を表す。
概略
NST開局時、世界はサイケデリックブームであり、これもその影響が窺える。
非常に幻覚的な映像と逆にBGMはどこか物寂し気で陰気な感じの曲でそのアンバランスさからオープニング・クロージング愛好家の間で「今様」(CBCテレビ・ラジオ)、「呪いのハープ」(RCC)、「自殺キャンドル」(FBS)と並んで称される。
電波が出るシーンでは弥彦か長岡市(当時の本社所在地)あたりから出ている。
現在発掘されているのは80年代中期の中継局リスト付き版と、末期の中継局41局版。
今も映像フィルムがどこかで保管されているらしく、2007年に新潟ローカル番組でこの映像が放送されている。
ちなみに使用期間は23年。テレビ愛知の50年オープニング・クロージングでも28年だから、かなり長い。ただし南海放送のかつてのオープニング・クロージング(1964~2000年まで使用、36年)には及ばない。