概要
硬骨魚綱・カサゴ目・カジカ亜目・クサウオ科・コンニャクウオ属の海水魚。
温帯〜亜寒帯の海に生息しており、主に深海棲だが亜寒帯等の低水温地域ではやや浅い海にも生息する。
大きさは最大で40㎝になるが、主に15㎝程度。
体はやや太く、肌はだぶつきぶよぶよと膨らんでいる。
顔の下に腹ビレの変化した吸盤があり、岩等に張り付いて生活している。岩などの壁に吸着したまま自由に動き回り、エビ等の餌を食べる生活をしており、ヤモリに例えられる事もある。
食用に用いられないが食べれない訳ではなく、一部の魚好きは漁港等で入手して調理し食べる事もある。非常に水っぽく、長時間煮ると溶けていってしまうらしい。