ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

プロフィール編集

性別女性
出身地イラン

人物編集

イラン出身の奴隷。

学者一家の預かりとなり、女主人ファーティマに仕えていた。だがモンゴルの侵攻によってファーティマを始めとした主人一家は殺され、シタラは捕虜としてモンゴルに連れて行かれた。

娘のように可愛がってくれたファーティマを殺し、故郷を焼き尽くしたモンゴルへの怨みを晴らすため、シタラは己が名を捨て、主人の名“ファーティマ”を名乗って宮廷の権力闘争へ関わっていくようになる。


モンゴルでは当初、仇敵トルイの正妃、ソルコクタニ・ベキに仕えていたが、後に自分同様帝国に怨みを抱くオゴタイの第六夫人ドレゲネに仕える。

ファーティマとドレゲネは果たしてモンゴルを揺るがす嵐となり得るか。それは未だ天(テングリ)のみぞ知る所である。



その他編集

  • 最初の名前である「シタラ」は「星」を意味する。『アリババと40人の盗賊』のメインキャラクターである女奴隷、モルジアナの名前が『小さな真珠(或いは赤珊瑚)』を指すように、アラビア圏の奴隷身分の女性にはこうした宝石や花、星といった華やかな意味合いの名前の者が多かった。

  • キャラクターのモデルとなったのは皇后ドレゲネの側近として辣腕を振るった女性、ファーティマ・ハトゥン(?〜1246)。出身はイラン北東部のホラーサーン州の州都マシュハドで、モンゴル軍の掠奪に遭いマシュハドからモンゴルの帝都カラコルムに連行されてきたという。ドレゲネの失脚に伴い、彼女も魔女の烙印を押された末に無惨な最期を遂げたとされる。ファーティマが本当に魔女であったかはともかく、当時モンゴルでは魔術に対する恐怖が甚だ強い風潮にあり、実際の所は才覚を疎まれた彼女が反ドレゲネ勢力による陥穽に嵌ったと考えられる。

別名・表記ゆれ編集


関連タグ編集

天幕のジャードゥーガル モンゴル帝国 イラン

関連記事

親記事

天幕のジャードゥーガル てんまくのじゃーどぅーがる

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました