概要
シデは、漫画『サマータイムレンダ』に登場する最強の影。4本の腕と4つの目を持っており、攻守共に隙が全くない。
能力
4つの腕を持つ身体は、かつて影だったものが7日経ってもオリジナルを殺害できないまま「泥」となったものを「鎧」として取り込んだことで生成されたものである。
また、シデの鎧は向けられた力をそっくりそのまま相手に返すことが山彦のようにできる。
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その正体は、菱形医院の創始者でハイネの夫である菱形紙垂彦(ひしがた しでひこ)。
菱形紙垂彦はハイネと結婚し子供を儲けたが、影の特性なのか子供は成長すると紙垂彦と全く同じ姿(クローン)に成長した。
紙垂彦はこの「クローンを生み、影の力で記憶と人格をコピーする」という"秘術"を繰り返すことで事実上永遠の命を得、世界が終わる時(エンディング)を見届けようと画策する。
ところが徐々にハイネが衰弱することで秘術が使えなくなり、またストックとして置いていたクローンも戦争で消失。
当初の目的を果たせなくなり絶望した紙垂彦は「世界の終わりを見届ける」のではなく「自らが世界を終わらせる」ことを目的として行動し始めるのであった…
4本腕のシデは、彼が300年生きた中で戦などに備えて生み出したもの。
他の影とは異なり、中には紙垂彦自身やその子孫が直接入り動かしている。
或いは、直接は入らずに別の場所から遠隔操作を行うことも可能な模様。