cv:花輪英司
概要
シュナンとは、小説『獣の奏者』及びテレビアニメ「獣の奏者エリン」に登場するキャラクター。
大公オランの長男で、次代の大公の位を継ぐべき立場にある青年。
国内に生じた歪みを国民にまで感じさせるほどになってしまったリョザ真王国の行く末を案じ、現実を見据えようとしている。そのため、武力を行使せずに大公家と真王家の婚姻という形で国を統一し、そのありようを変革させようとするが、弟ヌガンにはその考えが受け入れてもらえず、苦悩する。
作中での活躍
『闘蛇編』『王獣編』
真王ハルミヤの誕生日の宴に参列する。初登場時20歳。
ハルミヤが闘蛇軍に襲撃され死去し、大公に疑いの目が向くなか、セィミヤに謁見し、<降臨の野>にて雌雄を決することを求める。
<降臨の野>では反乱軍に狙われるが、エリンとリランによって助けられる。
『探求編』『完結編』
父の死後、太公位を継ぐと共に、セィミヤと結婚し、三人の子をもうける。
<降臨の野>の事件から11年後、エリンに、闘蛇の精鋭である<牙>の大量死を調査するよう依頼する。
その後、闘蛇乗りに志願したイアルを部隊に受け入れる。
真王と手を取りあって国を統治するが、基本的には真王の臣下であるという意識を大切にしている様子である。