シレサウルス
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しれさうるす
三畳紀後期に棲息した、恐竜形類に属する爬虫類。
ポーランドのシレジアのオポーレ近郊で見つかったことから、2003年に「シレジア、オポーレ産のトカゲ」を意味するシレサウルス・オポーレンシスと命名された。
全長2.3メートルほどで軽量な骨格をしていたが、分類上は恐竜ではなく恐竜形類という種類である。近縁種にタンザニア産のアシリサウルスがいる。
基本は4足歩行だったが、早く走る時は2足歩行も可能だったようだ。食性については、小さく円錐状で鋸歯のある歯から植物食だったと考えられている。歯骨の先端部には歯がないことから、くちばしで覆われていたと主張する古生物学者もいる。
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