概要
ジュンジュディーとはアボリジニの伝承に登場し、この地に移り住んだ西欧人によって18世紀頃から目撃情報がある黒い毛に覆われ、赤い目と白い牙を持つ獣人である。
地域によってンジンビン、ジュンジャリ、ジュンジュリー、西欧人にはブラウン・ジャックス(茶色いジャック)と呼ばれていた。
名前の意味はアボリジニの言葉で強調を示す連続語「悪魔の悪魔」で、後述のような大きさなのに何故この名で呼ばれるのか聞くと、「悪魔が恐れる悪魔」であるからと長老が語ったとされる。
同地で目撃される獣人ヨーウィーは、身長が人間の成人程度から3mもある大型のUMAなのに対し、ジュンディディーは3~4フィート(約90~120㎝)ほどしかないが、研究者によるとヨーウィーの子供では無いという意見は一致している。
洞窟や岩の窪みに棲み、貝や蜂蜜を食べていると考えられている、どちらかというとおとなしい性質の生物であるといわれている。
さらに、独自の言語を持っていて仲間同士の意思疎通を行い、人間の文化行動の際に現われて、見とれているそぶりを見せるらしい。
西欧人による最初の目撃談は18世紀のもので、学校にいた10~14歳の子供の前に8匹ほどが現われ、小さな穴に飛び込んで消えたといわれる。
また1979年の目撃談では、鉱山の立坑にいた子供達が襲われ、車の窓が壊されたといわれる。