概要
名前の由来はフランス語のスティリスト styliste。
広義には「スタイル」を扱う者全般を意味する。古い意味は「名文家」、すなわち「文章のスタイル」を扱う者である (literary stylist)。
本来の意味は日本語における「デザイナー」に近く]意匠設計者というような意味になる。「デザイナー」と「スタイリスト」は同義な場合もある(たとえば、カーデザイナー = カースタイリスト)。また、英語でデザインは設計を指し意匠設計は含まない。例えば建築物の意匠はArchitectural styleと呼ばれスタイルの方が使われる。
仕事内容
テレビ業界や出版社との仕事が多い。俳優やモデルといった人物を雰囲気に合わせて服や髪型など演出する職業。
一見華やかに見えるがアシスタント時代はアイロンがけや荷物持ちといった仕事が多く、プロになってからも1日のうちにクライアントとの打ち合わせや衣裳集めのためのお店回り、アイロンがけといった服の管理や撮影の準備などファッションセンスや情報収集力だけでなく体力面も重視される職業である。
スタイリストになるには特別な資格は必要ないが、ファッション関係の学校に通い、スタイリストを扱う事務所に所属するか、フリーのスタイリストのアシスタントになり経験を積むのが一般的である。