概要
知恵の一瞥を受けた天才クラブのメンバーで、会員番号は84。天才クラブの番号は加入順であるため、現在判明しているメンバーの中では最も新参。
「天才の中の天才」と評される才能を持ちながらそれを発揮することには全く関心がない天才児。本編内や光円錐に直接登場はしていないため、現時点では種族や外見は不明。
プロフィール
名前 | スティーブン・ロイド(英:Stephen Lloyd) |
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性別 | 男性 |
所属 | 天才クラブ |
人物
自分が子供だとバレてしまうことを嫌がっており、模擬宇宙上では髭を生やしたツナギ姿の中年男性のアバターを使っている。
性格は気弱かつコミュ障。初対面の相手とは当然まともに会話できず、スクリューガムやルアン・メェイにすら苦手意識があるが、ヘルタにだけは心を開いているようで気さくに接している。
ほとんどの時間を養父の果物屋で過ごしており、如何にうまくサボりをするかに情熱を燃やしている。
遺物として登場する「天才の周波数変動キャッチャー」は彼の発明品。作中世界のリルタ古典力学体系では解釈できない音や光を操作する超技術を持つが、肝心のスティーブン自身はこれをサボりの道具にしか使っておらず、世に出す気はない。
これらの事から、当の養父からは夢見がちな子供としか思われていない。
ゲームに非常に熱心で、「模擬宇宙」に関わってより面白くするためのアイデアを生み出す。ただし、時折バグを起こしたり装飾に個人の趣味を出し過ぎてヘルタを怒らせている。
チートを非常に嫌悪しており、模擬宇宙:不可知域ではポルカ・カカムに囚われた開拓者を救い出そうとチートツール(本人はそう思っている)を使用し、怒りを露わにしている。
星神の研究には消極的で、模擬宇宙もあくまで手伝っているだけという認識でいるが、他の三人からは開発者に準ずる扱いを受けている。
そのため、銀狼の同行クエストでスクリューガムが模擬宇宙への技術協力の打ち切りと閉鎖を提案した際は、ヘルタが『他の二人には自分で話をつけて』と返している。
また、模擬宇宙開発に新メンバーを迎えるか否かの会議にスティーブンの姿が無かったことから、ルアン・メェイはヘルタに『彼を外すつもりか』と問いかけ、ヘルタは即座に否定している(実際は面倒を嫌ったスティーブンが棄権した)。