宇宙ステーションの主であるヘルタのオフィスには、不思議な機械が置いてある。それはヘルタと彼女の仲間が設計、製作したもので、コードで構築された仮想世界を創り出せる。
概要
模擬宇宙は開拓クエスト「今日は昨日の明日」の「模擬宇宙・始発テスト」をクリアすると解放される。ステージを進むごとに「祝福」や「奇物」と呼ばれるアイテムで味方を強化しながらボスを倒すローグライクゲーム形式である。
ただし、中には味方を弱体化させる「奇物」も存在するため選択に注意する必要がある。
クリアすると報酬の1つであるヘルタ債券はヘルタショップで★5光円錐を購入することも可能。
開発
このプロジェクトは天才クラブの4人のメンバーによって共同製作された。
人物 | 担当 |
---|---|
ヘルタ | 会場、人材、資源を提供する |
ルアン・メェイ | 星神を再現する |
スクリューガム | プログラミングと銀河系アルゴリズムの執筆 |
スティーブン・ロイド | アイデアの発案 |
その目的は、星神はどうやって作られたのか、なぜ作られたのか、何のために作られたのか、その真相を突き止めることである。
4人は驚くべきことに宇宙と全く同じ世界をプログラミングした。つまり星神を再現したのだ。これにより、模擬宇宙に参加した者は星神に直接質問することができる。
しかしプログラミングされた星神は本物と同じように誰にも興味を示さず、自身の運命にしか関心がないため、質問されても無視するだけである。
ヘルタは、開拓者の概念を今は亡きアキヴィリに設定した。こうして他の星神達を引き付け、互いに直接コミュニケーションを取ることを可能にしたのである。
戦闘は模擬宇宙に不可欠な要素であり、どの「運命」を歩むかを示す最良の方法である。選択した「祝福」に基づいて、対応する「運命」が共鳴を生み出し、その星神が引き寄せられる。
また手に入れた「奇物」や「イベント」には作中の歴史に関わる重要な手がかりが含まれているため、興味ある方はリンク先の「もっと知る」で確認してみると良いだろう。
5人目のメンバー
幕間「只人と神の栄冠」にてヘルタが模擬宇宙のメンバーを増やすことを提案する。スクリューガムは原始博士を薦めたが、ヘルタはカンパニーとの確執を避けるため拒否。彼女はポルカ・カカムを引き入れたかった。そして不可知域にてポルカと初めて対面するが、説落せず破談してしまう。
しかしポルカは完全に拒否しておらず「もし仲間に引き入れたかったら、とある天才にメスをいれること」と条件を提示している。
最終的に会員番号55番「余清塗」が有力候補となっている。
プレイアブル運命
運命 | 主な効果 |
---|---|
存護 | 味方のバリアを強化し反震でダメージを与える。 |
記憶 | 敵を凍結させ、解除時に離神が発動し固定ダメージを与える。 |
虚無 | 敵に懐疑と呼ばれる大量のデバフを付与する。 |
豊穣 | 味方のHP強化。敵に珠露を付与し味方のHPに応じたダメージを与える。 |
巡狩 | アタッカー支援型。味方の行動と会心を強化する。 |
壊滅 | 味方のHPの増減に応じて戦意を獲得し、攻撃力と防御力を強化する。 |
愉悦 | 後味で味方の追加攻撃を強化する。 |
繁殖 | SPと通常攻撃を強化し、それに応じた胞子でダメージを与える |
知恵 | 必殺技を強化し缶詰の脳でEPをチャージする。 |
改革
バージョン | 内容 |
---|---|
Version 1.0 | 模擬宇宙実装 |
Version 1.1 | 「イベント」を図鑑に格納 |
Version 1.2 | 第七世界実装 |
Version 1.3 | 「宇宙の蝗害」実装 |
Version 1.4 | 「模擬宇宙」の一般世界でも「宇宙の蝗害」に登場する一部イベント、奇物が出現するようになる |
Version 1.5 | 第八世界実装 |
Version 1.6 | 「黄金と機械」実装 |
Version 2.1 | 第九世界実装 |
Version 2.3 | 「階差宇宙」実装 |
Version 2.6 | 「不可知域」実装。「ヘルタショップ」で過去のイベント光円錐を購入できるようになる |