「第IX機関は存在する、探せ!原始博士は全ての秘密をそこに置いてきた!」
——とある巡海レンジャーが、酔った時に言った言葉
概要
正体不明の科学者であり天才クラブのメンバー。同時に知恵の使令でもある。
宇宙を「ミームウイルス」によって汚染させた「人類退化実験」は特に悪名高く、人類を実験対象としか見ていないマッドサイエンティスト。
人間との繋がりを極端に嫌っていたため、無機生命体の可能性が示唆されている。天才の引力漫歩によると「男性」であり、バナナが好物。
人類退化実験
「ミーム汚染」とは言語・音楽・動画など人間が持つ媒体通して感染していく伝播現象のことで、対象者の精神に干渉し、過去の感情を消すことで廃人にさせることができる。徐々に進行していき最終的に外見が「猿」に「退化」する。退化すると基本的に二度と元の姿に戻ることはできない。しかし乱破の特殊体質によって打ち破ることは可能。
体を改造したサイボーグには肉体的な退化は起こることはない。しかし巡狩の本能を持ったブートヒルには一切効果がなかったため、この検証は不透明のままである。
丹恒とラローズ(ピノコニーのNPC)によると、博士の実験によって乱破の故郷を含む数十の世界の住民が「猿(退化)」に変えられた。その惨状は「巡狩」ですら目を背けるほどだったという。博士が来る前は、どの世界も星間航行ができるほど文明が発達していた。
上記の行為により巡海レンジャーに目を付けられ、命を狙われ続けている。引力だけで宇宙空間を自由に歩き回る技術などで逃走を続けているらしく、その原理は博識学会ですら解明できていない。しかし自身が追跡できる手がかりをわざと残している等、むしろ楽しんでいる様子。
また後を追ったレンジャー達は博士によってテナガザルに変えられたと噂されているが、ブートヒルはこの説を否定している。
スクリューガムは模擬宇宙の新メンバーに博士を招待しようと提案するが、トラブルを避けたいヘルタはこれを却下した。