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概要

漫画版での容姿は毛先が跳ねた長めの銀髪(白っぽい)に、鋭い翠眼の長身の青年。(主人公ダレンより長身)

漫画化以前から、二次創作では長髪に描かれることが多い。


一見陽気で飄々としているが、冷酷非情かつ自己中心的な性格。

目的の為ならば卑怯・残忍なことも平然と行う。また快楽主義的なサディストでもあり、相手を嬲るような言動が見られる。


その本質にあるのは、病的な域の人間不信である。


主人公ダレン・シャンの元親友であり、彼の最初で最後の宿敵

ダレンとその師ラーテン・クレプスリーに異常なまでの執着心と憎悪を抱いており、スティーブの生きる理由そのものにすらなってしまっている。


幼少時代は近所で有名な悪ガキで、レナードという名字にひっかけてレパード(豹)というあだ名をつけられていた。凶暴故に一部の子供達からは恐れられていたが、聡明で処世術に長けていたので大人達の受けはよかった。母子家庭育ちで母親とは不仲(息子の愛情は有しているが、悪い母親と本人が嘆いているので問題はあるらしい)。オカルトマニアであり、そういった趣向からダレンの蜘蛛好きに理解を示している。


当時は目が合うだけでもお互いに意志疎通ができる程仲睦まじかった。

ただしこの頃からダレンとの友情はスティーブからダレンへの依存に近いもので、訳あって彼に避けられたときは精神的な危うさを見せていた。

共通の友人にアランとトミーがいるが、彼らにそれほど関心はない。


シルク・ド・フリークラーテン・クレプスリーを一目でバンパイアだと見抜き、仲間にしてくれと頼むが、血の味見をされた結果「お前は悪魔だ」と罵られ拒絶される。

深く傷つき、一度は諦めるもダレンが起こした事故で危篤状態に陥り、彼の捨身の行動によって復活する。


しかしダレンがバンパイアになったことに勘付き、裏切られたと思い込んで彼が街を去るときバンパイアハンターになると誓い、片手の掌に十字傷を刻む。


母が死んだ16歳の時に家を出奔し、あらゆる経験を積んでパンパニーズ大王となる。

その間に町へ戻りアニー・シャンと深い仲になり、妊娠させる。(ダリウス・シャン

そして臨月に彼女の前に現れ「もう引き返せねえぞ!」と本性を晒して以来町から姿を消した。さらにアニーに内密にダリウスに接近し、言葉巧みにバンパイアを悪と信じ込ませ半バンパニーズにした。

ダリウスを作ったのは本人曰くこみあった事情らしいが、要はダレンを苦しめる為と推測される。


その後ダレンと再会。最初は改心したように見せかけて仲間になっていたが、途中でパンパニーズであることを明かし、更にクレプスリーを罠に嵌めて殺害。ダレンと闇の帝王の候補同士として殺し合うことになる。


漫画版ではスティーブとダレンの友情に重点を置いている。


ネタバレ(未読者注意)



漫画版ダレン最終巻


これでいいんだろ?

……ダレン


最後の戦いでダレンとスティーブは川に身を投げて抱き合いながら共に心中する。




ザ・サーガ・オブ・ダレン・シャンスティーブ・レナードの愛憎劇でもあった。




衝撃の真実が終盤で明かされる。


ダレンとは異母兄弟。

そしてスティーブが豹変した理由は本当の父ミスター・タイニーによる洗脳が原因である。

しかもスティーブがクレプスリーに拒絶されたのも彼によって初めから仕組まれていたもの。

ダレンとは異なりスティーブにのみ悪意を注ぎ込まれ、何度も親友を信じようとする度にタイニーに洗脳された事が本人の口から語られた。

元からダレンしか信用していなかったので極度の人間不信に陥ってしまう。


ダレンへの感情は可愛さ余って憎さ百倍といった傾向が強く、パンパニーズの大王という身分にもかかわらずスティーブの頭の中は常にダレンである。

クレプスリーとダレンへの憎しみは似て異なり、クレプスリーには自分を罵り唯一であったダレンを選んだ憎き対象。そしてダレンは自分を置いていき、しかもクレプスリーと重なることへの腹立たしさがあり漫画版では「ムカつくよ」と吐き捨てている。


作中ではクレプスリー殺害後は枷が外れたのか、戦いをまるで子供の頃に戻ったかのように愉しんでいる。


スティーブ自身もダレンへの依存は昔から自覚しており、殺し合う運命と定められてもずっと追いかけっこを続けていたいのが本音(本人曰く追いかけて罠にはめる)。

実際に何度も殺せるチャンスがあっても意図的に逃がし、また追いかけては機会を捨てている。


その歪んだ執着心と粘着っぷりは最早悪質なストーカーと同レベル。


最後の戦いではダレンへの狂気的な殺意を見せるも、ダレンの反撃を受けた時に彼の意思を読みとり共に心中の道を選ぶ。川に落下する際はダレンの肩に自ら腕を回し共に抱き合う形で深い水の底へ沈んでいった。憎んでいても本心ではダレンを欲していたスティーブの想いは心中という形で成し遂げられた。


俺にはお前しかいないのにお前がいるから頑張って来れたという数々のデレ発言や病み行動などダレン・シャン随一のヤンデレキャラクターともいえる。


漫画版の最終回では運命が変わり、スティーブは悪に染まることなくダレンと遊びに行く元気な姿が描かれている。


余談であるが、先生の次回作ARAGOの主人公・アラゴと容姿がよく似ている。


人物関係


ダレン・シャン…元親友。裏切られたと思い込み復讐を誓う。

ラーテン・クレプスリーバンパイアにしてくれと頼むも断られ、悪魔呼ばわりされたことで復讐を誓う。

ガネン・ハースト…炎の棺を試すように薦められる。

ミスター・タイニー…父親。助けを求めるも断られる。

レディー・エバンナ…姉。原作では見捨てられるが、漫画ではスティーブを救えなかったことになっている。

ミスター・トール…兄。

アニー・シャン…子供を身ごもらせ、利用する。

ダリウス・シャン…子供。半バンパニーズにする。


関連タグ

スティダレ(スダレ) ガネスティ クレスティ スティアニ ダレン・シャン

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