概要
イセルハーサ中央に位置するファーレーン王国の王子。
だが6歳の頃、首都ルディアが突如モンスターに襲われ、父王アスエルが殺害されてしまう。アスエル王の遺言で、セリオスが16歳の誕生日を迎えるまでアクダムが摂政として政治を取り仕切ることとなった。
それから10年後、王位継承をあと2ヵ月後に迎えていたある日、セリオスが養育されているエルアスタの町にモンスターが攻めて来た。家来たちによって逃がされたセリオスはルディアまで助けを求めに行くが、摂政アクダムに捕らえられてしまう。そしてアクダムから、10年前ルディアをモンスターに襲わせたのも、国王アスエルを殺害したのも全てアクダムの仕業だということを聞かされる。遺言はアクダムの嘘で、ファーレーンを乗っ取るための謀略だった。
捕まったセリオスは、修道士リュナンによって助け出される。そしてリュナンと共に、ファーレーンを奪還し、父の仇アクダムを倒す戦いに身を投じることになった。
セリオスは、修道士リュナン(正体はラヌーラ王国のエリオン王子)、遊び人ロー、女闘士ソニア、盗賊ゲイルという頼もしい仲間たちを得て、彼らと共に戦い、旅をしていくうちに、心身ともに成長していく。
旅の末にアクダムを追いつめ倒すが、アクダムもまた世界を脅かす真の敵・破壊神アグニージャの手駒にすぎないことを知る。そして戦いは父の仇を追うものから、アグニージャから世界を救うためのものになり、激闘の末、世界を滅ぼそうと企むアグニージャを倒した。
世界を滅ぼそうとしたアグニージャの真意を知り苦悩するが、仲間たちの励ましで立ち直り、笑顔で母フェリシアとディーナ姫のもとに帰った。
その後、ディーナ姫と結婚して、一人息子アトラスをもうけた。
続編である「ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱ」ではファーレーンの国王として登場。年を重ねて国王として完成した姿と貫禄を見せている。
世界の異変を探るために、リュナンやゲイルと共に旅立つが、敵に捕らえられ拷問を受けているところを駆けつけたアトラスに助けられた。
助けられた後は傷の回復のために城で養生していたが、最終戦には応援に駆けつけ、颯爽と参戦していた。