「筋力増強、骨密度上昇、視力増加、聴力上昇、脳内物質複製、伝達速度向上、神経増設。あとついでに寿命激減!」
CV:緑川光
概要
ゼシルウェンシーとはCygames制作の対戦型カードゲーム『Shadowverse』に登場するキャラクターである。略称として、「ゼシル」とも呼ばれる。
メインストーリーにおける『運命相克編』、『時空流転編』に登場。
人物
砂埃に塗れた銃と魔法と決闘の世界「レヴィール」を支配する3人の権力者、巨人《タイタン》。
その中で経済を司る「アイシィレンドリング」の配下。戦うこと、殺し合うことを己のアイデンティティとしており、命を奪うのも、奪われるのにも躊躇が無い。
ナイフを獲物として用いて、魔法で肉体を強化する戦闘スタイル。
精神攻撃もお手の物で、相手の精神的な弱点を見抜き、特に後ろ暗い過去や事情をもつレヴィールの面々を苦しめた。
「○○ですね」「○○ますです」といった、敬語が入り混じったような不思議な喋り方をする。
劇中での活躍
バニー&バロン編
3章にて、アイシイレンドリングが「ゼシルを解放してもいいよ」と言及したことで名前だけ登場。6章以降、バニー&バロンの前にアイシィからの刺客として何度も立ち塞がる。
バニー&バロンに敗北し、その度しっかりトドメを刺され命を落としているはずだがその後も何事もなかったかのように再び立ち塞がってくる。
どうやら「不死身」なわけではなく、なにかしらのカラクリがあるようだが…?
セリーナ編
11章にて、セリーナが「アイシィが行おうとしている”儀式”」の情報を探ろうと駐屯所に潜入していたところを襲い掛かる。結果としてセリーナの「燃焼」と「加速」を利用した砂糖の弾丸の前に敗北を喫する…が、いつの間にかそこに居たのはゼシルではなくアイシィの部下だった。
(ネタバレ注意)
運命相克編‐最終章‐
アイシィレンドリングにより、「完全開放」され戦場へ放たれる。
アイシィと、それぞれの勢力の全面戦争の最中、ゼシルはバニー&バロン、イルガンノ、マイザーとセリーナ、アリサ達それぞれの前に同時に現れる。
「俺は創り出されたまやかし!偏在する魔力!揺蕩う呪い!」
何度殺されても再び襲い掛かってくるゼシルの正体。それはアイシィによって創られた「魔法そのもの」であり、「感染する呪い」。
完全開放されたゼシルは「偏在する」。つまり複数人に同時に感染することが出来るようになる。(複数存在する状態のゼシルは意識を共有できるようだ)
__イルガンノと相対するゼシルは、イルガンノの「本当の名前」を呼び、家族を殺したのは自分であると明かす。当時のゼシルは調整中であり、状態を見るために適当な人間に憑りつき、通りすがった適当な人間を標的にした__ただそれだけのことだと。
激昂するイルガンノに”何人も”殺されるゼシル。だがその中でイルガンノが自身と同じように魔力で動いていることを見抜き、魔力の流れを断ち切ることで大ダメージを与え、勝利する。
そしてゼシルは好奇心の儘にイルガンノに感染した。
__二手に分かれたバニーとバロン。お互いゼシルと戦闘を続けるが、その最中でゼシルはバニーとバロンの弱点は「二人の繋がりの中にあるもの」のすれ違いであると見抜く。ゼシルは肉体から抜け出し、無辜の民を撃っていることをバロンに見せつけることで隙を作り、さらに異形までも利用し勝利する。バニーにバロンの死を伝えると、ゼシルはその場から去っていった。
__マイザーとセリーナの前に現れるゼシル。二人の「弱点」をすでに見抜いていたゼシルは勝ちを確信し襲い掛かる。二人の銃弾にまたも”何人も”殺されるゼシルだったが、死に際にその体を元の持ち主に戻し、見せつける。以前、無辜の民を誤って射殺してしまった負い目を持ち、無辜の民を守ることを信条にしていたマイザーは、再びの過ちを知り絶望、戦意喪失してしまう。罪と罰に溺れていく二人の姿を見たゼシルは勝利に酔いしれ、高笑いをして去っていった。
時空流転編
繰り返す輪廻の中、運命をなぞるようにゼシルはイルガンノを圧倒していた。絶体絶命のその時、ウェルサからやってきたカゲロウが助太刀に入る。
刀に憑りつくカゲロウは、人に憑りつくゼシルの特性を見抜き、「肉体は傷つけず、ゼシルだけを斬る」という技巧によってゼシルを圧倒。イルガンノが作った隙に必殺剣・現世生化粧を叩き込むことでゼシルを一時的に無力化することに成功する。
…と思いきや、アイシィに報告しに来た部下を乗っ取って普通に再登場。ただ魔力を大分消費しており、苦戦を強いられていたのは間違いなく、アイシィのお呼びがかかるまで休息することとなり戦場からは消えた。
その後、バニーの選択によって消滅したはずだったアイシィが復活を遂げると、『儀式』のためにゼシルと「一つ」になる。アイシィには、今までゼシルが憑りついて奪ってきた1543人の生命力が還元された。
融合したことによりゼシルは実質消滅したものと思われたが、アイシィの口調にゼシルらしさが現れたり、アイシィの内側からイルガンノを嗤ったりと存在感を放っていた。
しまいにはイルガンノの対処のためゼシルだけ吐き出され、実質的に復活を果たした。(アイシィの一部であることに変わりはないようだが、むしろ恩恵として魔力が増大している。)
復活後は増大した魔力でもってイルガンノを圧倒するが、カゲロウにかけられた言葉を思い出し、己の罪を受け入れたイルガンノによって打ち倒され、完全に無力化された。
その後、イルガンノがアイシィの「奪い返す」魔法に打ち勝ち、逆に吸収したことで共に完全に消失。
リーダースキン
この身は無限の勝利そのもの!
クラス:ネメシス
第21弾カードパック「リナセント・クロニクル」実装と同時に開始されるバトルパスのプレミアムパスに彼のスキンが収録されることが発表された。
挨拶・称賛・感謝がしっかりしており、負けても楽しそうにしているので使ってみると楽しくゲームできるかもしれない。
その他
登場から最後まで、戦うこと・殺すことをアイデンティティとした狂った悪役を貫き通したため、プレイヤーからの評価は高い。
アイシィレンドリングと融合する際「あなたの中に還ります」と言っていたことから、ゼシルは元々アイシィの一部を利用して生み出された、言わば「分体」のような存在の可能性がある。ゼシルが消えた後もアイシィが「この身は無限の勝利そのもの!」とゼシルの決め台詞を言ったり、「ギャハ!」とゼシルに似た特徴的な笑い方をしていることから、ゼシルの性格はもともとアイシィが持っていたものだったのかもしれない。
ストーリー中で印象的・象徴的な悪役だったにもかかわらず、なぜかカード化されていない。時空流転編の登場キャラでフローゼスとともにカード化が望まれている。(両名ともスキンとしては実装されているにもかかわらず、カードは存在しない)
特徴的な喋り方と印象的なキャラクター性から、ゼシルウェンシーの口調を真似た文体でレビューサイトに書き込む者が現れ、半ばミームと化している。