概要
CV:岡本信彦
Cygames制作の対戦型カードゲームアプリ『Shadowverse』に登場するキャラクター。
第27弾カードパック『八獄魔境アズヴォルト』に登場する、ネメシスクラスのレジェンド。
キルザエルは『八獄魔境アズヴォルト』のメイン舞台アズヴォルトを治める「執行者」と呼ばれるグループの一人であり、ゲーム上ではアズヴォルトの関連人物である事を示す、新たなタイプ「八獄」が付与されている。
キルザエルの場合、「弁えのない愚か者を憎む執行者」として、「第一階層・弾哭」というエリアの看守として、そこを統治しているようだ。
また、キルザエルは『八獄魔境アズヴォルト』のPVにも登場している。
そこでは、同じくネメシスクラスのレジェンドである機鋒の咎人・カットスロートと戦う様子が描かれており、その対峙シーンはそちらのイラスト違いカードとしても登場している。
カード詳細
カード名 | 弾哭の執行者・キルザエル |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
タイプ | 機械・八獄 |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 7 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | 疾走 |
自分のターン終了時、自分の他の機械・フォロワーすべては+2/+2されて、守護 を持つ。 | |
ファンファーレ 撃針の看守2体を出す。 | |
進化後 | 攻撃力:7 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | 岡本信彦 |
収録セット | 八獄魔境アズヴォルト ヒーローズ・オブ・シャドウバース |
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
カード性能
「無能に劣るゴミ屑め……」
第27弾カードパックにて登場したネメシスクラスのレジェンド。
その中でも特徴的となる「機械」タイプに関連する能力を持つカードである。
コストは7と重めの方だが、その分効果はかなり強力。
基礎スペックは攻撃力5/体力5という中々のサイズを持つ疾走フォロワー。
ファンファーレでは撃針の看守というフォロワーを2体出すのだが、そちらは攻撃力3/体力3でターン終了時に自分のリーダーを1回復、カードを1枚引くという能力を持っており、さらに能力によって場に出たとき、つまりキルザエルのファンファーレによって場に出たときに、ランダムな相手のフォロワー1体を破壊するという能力を持つ。
これらの能力を持つ看守を2体同時に繰り出すうえに、キルザエル本体も、自分のターン終了時、自分の他の機械・フォロワーすべては+2/+2されて、守護を持つという能力を持っている。自身が出す看守は当然機械タイプを持っており、最低でもそれらの看守がその能力を受ける事が可能なため、能力が自己完結してると言える。
もちろん、他に機械タイプを持つフォロワーが場にいれば、そちらのフォロワーを強化する事もできる。
7という重たいコストに見合ったパワーカードであり、機械タイプを重視したデッキである機械ネメシスというデッキを中心に、ネメシスクラスでは一定数使用されたカードとなった。
「ならば廃棄の時間といこう」
リーダースキン
「7th Anniversary 人気カード投票」にて、ネメシスクラスのカードの中で弾哭の執行者・キルザエルが1位を獲得。
その後、第32弾カードパック『ヒーローズ・オブ・シャドウバース』にてキルザエルがリーダースキンとして登場した。
また、キルザエルのリーダースキン付きカードを入手すると、描き下ろしの「ホーム背景」を獲得する事もできる。
特筆すべき事として、キルザエルは「1st Anniversary 人気カード投票」以来となる男性キャラクターの1位獲得キャラであり、これは1位のキャラの演出が豪華になった「5th Anniversary」以降では初の出来事となる。
キルザエルの宿敵であるカットスロート(男性キャラ)も同投票にて2位を獲得している。これは、この二人の組み合わせのファンの多さを物語ったのと同時に、昨今では常識となっていた「1位=女性キャラ」という図式に一石を投じる結果となった。
カットスロートは現在リーダースキン化はされてないが、キルザエルのホーム背景のアニメーション内では、硝子の破片に一瞬だけカットスロートの顔が写り込むシーンがある。
余談
ネメシスクラスの八獄カードには、彼の出自について断片的ではあるものの描かれている。
それによると、彼は元々とある一族の一人の兄であり、その一族のコンツェルンの後を継いだようだ。
彼の弟曰く、彼は努力家であるものの、要領が悪くプレッシャーに弱い性格だったらしい。それが災いしてか、彼が継いだコンツェルンの膝元の街はグラグラとなってしまう。
そこで、彼の弟が裏社会に潜り込み、彼の政治を支えたようだが、弟が統べる政治が厭われ過ぎた故に、暴徒によって古き支配者である彼が追放された……というのが彼の経緯であった。
そこからどのような流れでカットスロートがアズヴォルトに収監され、キルザエルと対峙することになるのかまでの詳しい流れは描かれてないが、それに至るにはかつて神の右腕と謳われた天使の存在が関わっているのは間違いないだろう。
関連イラスト
関連項目
Shadowverse Shadowverseの登場人物一覧 ネメシス(シャドウバース)
ボンドルド…別作品であるメイドインアビスに登場する、同じく仮面で顔を隠した悪役。キルザエルのカードが発表された際に、見た目からそちらを思い出したプレイヤーもいたようだ。