概要
CV:佐藤利奈
illust(音速の機構・ララミア):ぽんず
illust(アストロウィング・ララミア):こーやふ
Cygames制作の対戦型カードゲーム『Shadowverse』に登場するキャラクター。
見た目は金髪碧眼の美少女。
だが彼女は最速なる進歩によって造られた最速の機構であり、生身には届かない速度を持つ。その速度は音を超え光にも届き、もはや誰一人、何一つ追いつくことなど叶わないという。
いわゆるロボ娘のジャンルのキャラと言える。
音速の機構・ララミアが登場したカードパック『ナテラ崩壊』に収録されているレジェンド(最高レアリティ)のフレーバーテキストは、「機械」タイプと「自然」タイプを持つカードがクラス毎に対立している構図となっており、ララミアは「ネメシス」クラスの機械陣営となっている。
機械陣営の中でも「最速」と称される彼女だが、対となるネメシスクラスの自然側の陣営にも、「最強」と言われているターミネイトマシンベアが同カードパックにて登場しており、マシンベアの進化後フレーバーテキストにララミアが、ララミアの進化後フレーバーテキストにマシンベアが出演している。
また、第23弾カードパック『十禍闘争』ではリメイクカードとしてアストロウィング・ララミアが登場した。詳細は後述する。
カード詳細
音速の機構・ララミア
カード名 | 音速の機構・ララミア |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
タイプ | 機械・アーティファクト |
機械 (~2021/05/20) | |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:1 |
能力 | 突進 |
自分の場に他のアーティファクト・カードが出たとき、これは「EPを消費せず進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある) | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:3 |
能力 | 突進 |
進化時 自分の残りPPが6以上なら6消費して、疾走 を持ち、+X/+Xする。Xは「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前の種類」である。 | |
CV | 佐藤利奈 |
収録セット | ナテラ崩壊 暗黒のウェルサ |
※突進…場に出たターンでもフォロワーを攻撃できる能力。
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
アストロウィング・ララミア
カード名 | アストロウィング・ララミア |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
タイプ | 機械・アーティファクト |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | 突進 |
ファンファーレ 「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前」が6種類以上なら、相手のフォロワーすべてに4ダメージ。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | 疾走 |
CV | 佐藤利奈 |
収録セット | 十禍闘争 |
※突進…場に出たターンでもフォロワーを攻撃できる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
カード解説(音速の機構・ララミア)
「オメオテトルシステム・スタンバイ!」
第16弾カードパック『ナテラ崩壊』にて収録。
2コスト2/1の突進能力に加え、アーティファクトカードに関連した2つの能力を持つ。
進化前は、自分の場に他のアーティファクトカードが出たときに「EPを消費せずに進化できる」を持つ能力。素で突進能力を持ってるため、進化した際の「場に出たターンでも相手フォロワーを攻撃できる」という仕様の恩恵はあまりないが、後述する進化時能力の補助に有効的である。
進化後は、進化時に自分の残りPPが6以上なら、6消費して疾走能力を持ち、さらに+X/+Xのバフを行う。Xは「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前の種類」となっており、様々なアーティファクトカードが破壊されているとその分バフの値が伸び、疾走による攻撃力が増していくようになる。
「オメテクトルシフト・ウェポン展開!」
『ナテラ崩壊』にはロボティクスユーザーなどが手札に加えるトークンカードパラダイムシフトによって、これまで以上に破壊されたアーティファクトの種類を稼ぎやすくなっており、ララミアはそれらのカードを組み合わせたデッキ「アーティファクトネメシス」のフィニッシャーとしての活躍を期待されていた。
また、ララミアは『ナテラ崩壊』のテーマの一つである「機械」タイプVS「自然」タイプの機械側のタイプを持っており、これによって天地の侵略者・ベルフォメットなどが持つ機械タイプのシナジーを活かすことができる。
上方修正
2021年5月19日、音速の機構・ララミアのカード能力が変更されることが発表された。第20弾カードパック『暗黒のウェルサ』のアディショナルカード実装と同時のタイミングであり、翌日の5月20日に実施された。
その内容はタイプに「アーティファクト」が追加されるというもの。
これまでのアーティファクトタイプは魔鉄の獅子がデッキに加えるアナライズアーティファクトや、上記のパラダイムシフトからチョイスするブリッツアーティファクトのようなトークンと呼ばれるカードで構成されていたのだが、ララミアは初となる「トークンではないアーティファクト・カード」の例となった。
これによりギガスファクトリーを始めとしたアーティファクトに関するシナジーを自身も受けれるようになり、アーティファクトスキャンなどが持つ「破壊されたアーティファクト・カードの名前が6種類以上」の条件も達成しやすくなるなど、特にローテーションルールにおけるアーティファクトネメシスの躍進に繋がった。
「インフィニット・アクセル!」
惜しむらくは音速の機構・ララミアが収録された『ナテラ崩壊』は、2021年6月に実装される第21弾カードパックの実装と同時に、いわゆる「ローテーション落ち」で使用不可能なり、現在ローテーションでは使用不可能な点である。
2021年12月時点のアンリミテッドにおける環境では、ジェネシスアーティファクトの能力条件達成の要員として採用される例がある。
カード解説(アストロウィング・ララミア)
「ブースタースターゲイザー・星の先へ!」
第23弾カードパック『十禍闘争』にてリメイクバージョンが収録された。
こちらのララミアは、「十禍絶傑」と呼ばれる集団の内の一人破壊の絶傑・リーシェナによる「破壊の試練」を乗り越えてパワーアップしたという設定になっており、その経緯は当カードや音速の突破のフレーバーテキストにて確認できる。また、音速の突破は通常のイラストの他に、ララミアとリーシェナが対峙している様子が描かれたイラスト違いバージョンのカードも存在している。
性能だが、機械・アーティファクトタイプ、2コストの突進という能力は共通。また、「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前」に関する能力も共通しているが、こちらのララミアは6種類以上のアーティファクトカードが破壊されていた際に能力が働き、相手のフォロワーすべてに4ダメージを与える事ができる。
アーティファクトネメシスにおける全体除去は、アーティファクトインパルスやジェネシスアーティファクトから加えられるキャノンアーティファクトとの相性がいいため、そちらと組み合わせた活躍が期待できる。
地味に進化後は疾走を持つため、打点としてもカウントできる点がポイントの一つ。
リーダースキン
「アクセス承認・レディゴー!」
2020年6月1日に開催されたイベント「4th Anniversary 人気カード投票」にて、6枚のネメシスのカードの一つとしてノミネートされた。
その中の投票で見事1位を獲得し、リーダースキンとしての実装が決定。その後、第20弾カードパック『暗黒のウェルサ』で入手できるリーダースキン付きカードとして実装された。
「オメオテトルシステム・ブート開始!」
関連イラスト
pixivなどでは、同じカードパック出身で同じく機械タイプを持つ極炎のドラグーン・ローラや、『十禍闘争』にて実際に絡んだ事で半公式CPとなった破壊の絶傑・リーシェナ及び奏絶の破壊・リーシェナとのコンビイラストも投稿されている。
関連タグ
Shadowverse Shadowverseの登場人物一覧 ネメシス(シャドウバース)
関連リンク
ご本人の一人であるぽんずによるイラスト(Twitterより)