概要
- 異名:砂原の韋駄天
ご存知、ロックマンX2に登場する8大ボスの一人であるダチョウ型レプリロイド。
第7空挺部隊に所属していたが、数年前に発生した旅客機墜落事故においてブースターを故障、その一件によりシグマの反乱前に第7空挺部隊を引退していた。それでも親友であるストーム・イーグリードの激を受けた彼はいつかトラウマを克服して復帰できるように砂漠基地で勤務していた。
「困っている人を放って置けない」性格であり、誰かを助ける為なら危険を恐れず勇敢に立ち向かっており、イーグリードはそんなオストリーグを高く買っていたことが窺える。
主な活躍
『X2』編
『X1』の事件で留置所に入れられたイーグリードと手紙を交わしていたが、カウンターハンターの一人サーゲスによって洗脳され、大型ミサイルを保管していた砂漠基地を占拠していた。
ハンターベースから脱走してまで説得を試みたイーグリードにさえも容赦なく攻撃を仕掛けてきたが、それでもオストリーグを知るイーグリードは必死に説得を諦めなかった。
数年前、イレギュラーが持ち込んだ爆弾で旅客機が墜落する事件が発生、第7空挺部隊が救助に応ったが、隊員達の手違いによって幼い娘が旅客機に取り残されてしまう。そこでオストリーグはティルと共に救助に向かったのだが、時限爆弾の爆発でティルの装備したジェットパックやオストリーグのブースターは損傷。
幼い娘とティルを守る為にデスログマーへの簡易転移装置を付け、自らは地上へと落下した(後日、母娘はハンターベースに訪れてオストリーグに謝罪とお礼を述べた)。
イーグリードの説得により正気に戻ったが、サーゲスによって大型ミサイルは既に放たれた。エックスは照準先であるハンターベースを守る為にミサイルに取り付くが、エックスを失いたくないと助け出そうとするマーティとエックスの行動を無駄にさせまいと止めようとするビートブート、そんな二人の姿を見たオストリーグは、代わりにミサイルを爆破させる事を決心した。その行動で自分が助からなくなると理解した上で。
イーグリードに感謝とティルとの幸せを願う言葉をかけて、別れを告げるかの様にミサイルに向かって走り出した。そしてエックスに自分を想ってくれる者を大切にしろと言葉を残してミサイルから突き落とし……
機能を復活させたブースターを使って一直線にミサイルに特攻し、エックス達に未来を託して散って逝った。
尚、イーグリードの脱走にティルが関わっていた事が発覚。この一件でイーグリードとティルの間に出来ていた壁を取り除く事ができた。
後に結ばれたイーグリードとティル、そして『X3』編で鬼と化するエックスを正気に戻したマーティ、もし『危険を恐れず、誰かの為に命を賭した勇敢な漢』がいなければ、そういった展開は存在しなかったのだろう。
『ソウルイレイザー』編
ベルカナによってガーディアンとして再生。しかし人格が存在しない『機械仕掛けのデク人形』であり、敵対したドラえもんによって撃破されてしまう。